将門Web

周が日々仕事であちこち歩いたり、友人や家族と話した中で感じたことを発信しています。

Tag:ハイテク産業

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 産業が歴史的に動いてきて、ハイテク産業で停滞して終わってしまうかというと、そうではなくて歴史的に発展してきているということは依然としてあって、その延長線で発展していくに決っているわけです。そしてやがては、現在考えられているハイテク産業以上のものができるに決っているけれども、同時に現段階ではハイテク産業が自然産業に大量に使われていくことも決っている。
 それが今後どうなっていくかということについての構想力というか、配慮というか、僕の文学上の言葉で言えば、「自己批判をどこかに含んでいる」という言い方をしますし、フーコーみたいな哲学者は「自己への配慮」とか「主体への配慮」という言葉を使っています。いわゆる主体性ということで、「産業は儲けることばかり考えていたら済むというものではない、利潤以外のものとして、自分への配慮を考えなければ、産業なんか発達していかないよ。発達した産業の構想力は持てないぞ」と言えるようにするべきだし、言うべきである。そう考えるべきである。こういうことが現実に出てきたことを意味するんじゃないでしょうか。
(「よせやぃ。」『歴史を流れるようにするとは───第四回座談会』)

「自分への配慮」とは、たしかにこの通りだなあ、と深く考えます。このことが判らないと、たしかに「肉体労働と精神労働」は別なものだと思ってしまうことになるでしょう。このことを現実に深く理解して生きていきたいと私は考えています。

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08032501 産業をただ歴史的発展段階として、木ノ実を食べて、栽培農業が始まって、毛織物から工業が始まって、工業が少し大規模になっていくと、いわゆる重工業と言われるものに発展していくという、そこまではいいんだけれど、それから以降はどうなんだとなってくると、ハイテク産業は逆に原始産業とか自然産業に対しても利用されます。歴史的に言うなら、ハイテク産業は歴史に逆行するような産業に対しても使えるという両面が出てくるということで、これはい
ろいろなことに影響してきます。
 工業地帯というものを強いて設けることが必要なのかという、土地の問題もそうです。京都みたいな古くからの都市であっても、京セラみたいなハイテク産業をやることも人工的に可能です。つまり、そういう意味合いで産業を歴史的な発展段階で考える以外の、もう一つの考え方を付け加えないといけない、そのことが及ぼすさまざまな影響があるということです。
(「よせやぃ。」『歴史を流れるようにするとは───第四回座談会』)

 このことも私には現実に大きなこととして感じています。ただし、そこがどうしても理解できない、理解しようとしない人がいることも確かなことです。今はそうしたことの大切な狭間の時であるかと思っています。この時に、しっかりとした指針を持って立ち向かわなければならないと考えています。

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