11022405 シラーは1759年11月10日〜1805年5月9日の生涯でした。
  親友だったゲーテが1749年8月28〜1832年3月22日の生涯ですから、それよりも10年若く生まれ、27年も若く亡くなったわけです。
 シラーの作品はいくつも読んでいます。それで最初は『群盗』を紹介しようかと思っていましたが、このスイス建国の英雄の物語(戯曲ですが)にすることにしました。でも思えば、スイス人は、この外国人(しかもドイツ人)であるシラーがこの物語を書いていることにどんな思いなのでしょうね。
 スイスは当時支配していたパプスブルグ家のオーストリアから独立します。そのときに活躍するのがこの英雄です。もちろん、歴史上の人物ではなく、文学の上だけの人物ですが、スイス人の多くは、本当に存在した人物だと思っているようです。
 私は中学2年の6月に読んでいたものです。私はスイスという国もスイス人も、昔から今に至るまで少しも好きになれませんが、このヴィルヘルム・テルだけは好きです。
 思えば、ゲーテという作家はいくつもの作品が思い出されるわけですが、このシラーはこの作品くらいじゃないかなあ(ただし、私は他にもいくつも読んだものです)、とそんなことを思いました。(2011.02.25)