将門Web

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Tag:プルタルコス

11071414 私の「エパミノンダス」で、tanabeさんから以下のコメントをいただきました。私の大きなミスを指摘してくれました。

1. Posted by tanabe   2011年07月15日 04:51
プルタークの英雄伝ですが、エパミノンダスの部分は欠損で存在しないのです。私は京都大学の西洋古典叢書と潮の鶴見訳の2セットをもっていますので間違いありません。

あればぜひ読みたいのですが、残念です。
コーネリア ネポスの英雄伝にいくらか出ていますが、短いのが不満です。

 私が書いていたのは、以下です。

彼は当時最強と言われていたスパルタ軍を破ります。ペロポネソス戦争に勝利したスパルタはギリシア最強の国でした。だがこのエパミノンダスは何度もこのスパルタを破ります。それはプルタルコスの『対比列伝』(『プルターク英雄伝』といわれている)に描かれています。最強の陸軍国スパルタを打ち破る彼の雄姿は目に浮かぶような思いになります。

 私はこの『プルターク英雄伝』は岩波文庫で、高校2年のときに夜横浜の日の出町の山手英学院で読んでいました。そのときをよく覚えています。そのあと、筑摩書房の「世界古典文学全集」の「プルタルコス」でも読みました。
 またたしか小学5年のときに、子ども向けの『プルターク英雄伝』を読んだ覚えがあります。ただし、この本は、上がギリシア篇で、下がローマ篇というふうになっていて、例えば「ハンニバルは、原作にはないけれども(ハンニバルはアフリカ人だから)ここにあえて書いておく」というふうになっていました。たぶんそこにはエパミノンダスも書いてあったと記憶します。
 だが今の私には、岩波文庫の『プルターク英雄伝』は、我孫子の家の引越しで古書店に売ってしまい、今は筑摩書房「世界古典文学全集」の「プルタルコス」は、ひっぱりだすのも無理な段階です。
 私はギリシアの古代をペルシア戦争(これは「ヘロドトス『歴史』にあります)のあと、アテナイの隆盛から、ペロポネソス戦争(これは「トーキューディテイス『歴史」」にあります)後のスパルタの隆盛から、このテーバイのエパミノンダスの活躍を見ています。それが私には、実に隆層な感じで思い込んでしまっていたのですね。このエパミノンダスのあとに、アレキサンドロス大王の時代が来るのだと思っています。
 たぶんこの私のギリシア世界の思い込みの中で、エパミノンダスの伝記も読んだような気持ちになってしまったものです。
 もう今では、「プルタルコス」は読み直そうという気持ちは、ないですが、こうして私の誤りを指摘していただいて、ありがとうございます。

2017031308 この人物は、古代ギリシアのテーバイの政治家・軍人です。紀元前420年〜362年の生涯でした。
  彼は当時最強と言われていたスパルタ軍を破ります。ペロポネソス戦争に勝利したスパルタはギリシア最11061419強の国でした。だがこのエパミノンダスは何度もこのスパルタを破ります。それはプルタルコスの『対比列伝』(『プルターク英雄伝』といわれている)に描かれています。最強の陸軍国スパルタを打ち破る彼の雄姿は目に浮かぶような思いになります。
彼の行った斜線陣はよく考えたものだなあ、と小学生の騎馬戦のときなんかに思ったものでした。彼の神聖隊は私には最強の軍隊に思えたものでした。
でもやがて、スパルタだけでなく、アテナイもスパルタ軍と一緒になってテーバイを攻撃しだします。だがエパミノンダスは実に四度もペロポネソス遠征を行い、スパルタを攻撃します。そして最後は、スパルタ軍との交戦中に戦死します。
そのあとは、このギリシアの覇権を握ったのは、当時テーバイで人質となっていた、北のマケドニア王国のピリッポス2世です。その子がアレキサンドロス大王であり、ギリシアは新しい世界になるのです。(2011.06.16)
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 ここの「愛した女」ということで、このところ以下を書きました。

イアソンの愛した女、メディア
パリスの愛した女、ヘレネ
アイギストスの愛した女、クリュタイムネーストラー
オデュッセウスの愛した女、ペーネロペー
アイネアースの愛した女、ディードー
世界の愛した女神、アプロディテ
アレクサンドロス大王の愛した人間、ヘファイスティオン
カエサルの愛した女、クレオパトラ
ローマ皇帝ネロの母、アグリッピナ

11033024 最初は神話伝説上の人物(つまり書物上では描かれていますが、歴史上では実在は確認されていません)で、最後の三人だけは、歴史上に実在した人物です。
 いやそれで、ここの書くこととは関係ないいのですが、昨日しきりに思い出していたことがあります。

 プルタルコスのことなのです。
 プルタルコスは、紀元46(47、48年頃とも言われます)年から127年までローマ帝政のもので生きていたギリシア人歴史家です。対比列伝が膨大な著作であり(プルターク英雄伝と言われています)、私は高校1年の冬に岩波文庫で全12冊読みました。
 ところで、でもこの作家には、他にも著作があるわけで、その中に、『倫理論集(モラリア)』というのがあります。この内容をしきりに思い出していたのです。
 その中で、オデュッセウスがトロイア攻略に成功して、船で故郷に帰るときに、トロイアを応援していたある神(この神は誰だったかな?当然ポセイドーンかな)の嵐で、オデュッセウスの船がある島に難破して、その島では、たくさんの部下たちが獣に姿を変えられてしまうのです。
 その獣になってしまった部下たちと、オデュッセウスが会話するのですが、驚くことに、その部下たちは、獣に変わったことを嘆いてはいないのです。むしろ、人間よりも獣のほうがいいというのですね。そのときの会話内容が書いてありました。
 そのことをしきりに思い出したものです。

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