将門Web

周が日々仕事であちこち歩いたり、友人や家族と話した中で感じたことを発信しています。

Tag:プロカメラマン

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 昨日埼玉県立美術館で、「原田文の世界」を拝見してきまして、以下のUPをしました。

絵画展「原田文の世界」を見てきました
「原田直示」の検索で、「佐々木幹郎」という名前を見つけました
絵画展「原田文の世界」を見てきました へのコメント

 この美術館で、原田文さんの美術作品と、原田直示さんの巨樹写真と、斎宮美重さんの水墨画も拝見したわけです。
 原田直示さんの写真を見ながら、私は東京にそれこそたくさんあるレンタルフォトライブラリーを思い出していました。
 私は30代前半に広告制作の仕事をしていました。新聞の折込チラシや、パンフレット、リーフレット等々を作るのに、プロカメラマンを使いまして、広告写真の撮影もよくやりましたが、もう撮影している時間も予算もないときや、例えばイメージ写真で、とにかく何か自然を撮った写真を使おうというときに、よくフォトライブラリーのレンタルフォトを使いました。その当時は、もう電話してフォトライブラリーの営業に、こちらのイメージを言いまして、相手が「これならいいのではないか」という判断のもの数点から数十点の写真を持ってきてもらったものです。
 いくらなんでも海外にまで撮影に行くことなんか、まず予算的に無理ですからね。
 例えば、綺麗な滝の写真が使いたいと思うと、それを3軒くらいのフォトライブラリーに頼むと何点も、何十点も持ってきてくれます。これをクリエターとクライナントと選んで、作品(つまりチラシやパンフレットや新聞広告等の)を作るわけです。
 私は、B4チラシだと、1点4万円か5万円のところを、フォトライブラリーと交渉して3万円までしてもらうことを仕事にしています。
 私はこうしたことを、40代にもやっていました。探していたのは海の写真です。綺麗な透明の海の写真を、ある会社のパンフレットに使うためです。そしてそのときには、私は東京中のフォトライブラリーを歩きました。

 思えば、私がその昔温泉新聞社の新聞記者をやっていたときに触れ合いましたカメラマンの写真を、見つけたりしたものでした。写真というのは、やはり撮っている方の性格(みたいなもの)も顕れるものなのです。
 たしか、奧日光あたりの滝の写真でしたら、「あれ、これはあのHさんじゃないかな」と思ったら、その通り彼の写真でした。不思儀なものですね。あんまり写真を見ても、その良さなんか判らない私なのですが、でも写真には何故か、それを撮っているカメラマンの思いも感じるものなのです。

 原田直示さんの写真も、またまったく別なところで、見ても、「あれっ、これは?」と判るような気がしています。でも私はその思いを言語として、ここに書くことができませんから、まだまだ駄目なのですが、絵にしても写真にしてもそういうものだと思います。

 こういう自然の写真でなくても、なにかの物(ぶつ)撮り写真でも、やはりその撮影しているカメラマンの思いが籠もっているように思います。だんだん、思い出すと、私は何人ものカメラマンと接しているんだなあ。
 私はどこかで、浅井信平の物の写真を見たことがあります。なにか小さな物でしたね。それが何だったかは覚えていないのですが、それを見て私は涙を流したことがあります。そういうものなんですね。
 そういえば、また思い出しました。私が親しいグラフックデザイナーと代々木公園で撮影をしていたときのことです。たしかモデルさんを使った撮影でした。撮影は最初に、ポラ撮りをして、それをその場で紙焼きしてみんなで見て検討します。もっとも私が見ても、判らないのですが、私としてはクライアントの意向を無視しないようなことばかり考えています。
 でもそのとき私の親しいTというデザイナーは、カメラマンに向かって、「Hさん、胃悪いんじゃない、この写真にも胃潰瘍が見えているよ」と言ったのです。私にはモデルさんの可愛い姿(あ、あのモデルさんの名前も顔も今思い出しました)が映っているだけです。
 でもそのときのカメラマンは、「うん、すまない。もう少し頑張るよ」なんて言っていました。私は、「このカメラマンのカメラは、ちょっと珍しいな」なんてことくらいしか考えていなかったので、少し羞しかった思いがあります。

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クラシックカメラへの誘い


書 名 クラシックカメラへの誘い
著 者 高島鎮雄
発行所 朝日ソノラマ
定 価 1,900円+税
発行日 2007年2月28日第1刷発行
読了日 2007年3月29日

 この29日、市ヶ谷まで行く電車の中で読んでいました。私は父も義父もカメラが好きだったように私も好きでした。ただし、二人のようにはカメラ(アナログ)を用意することはできませんでした。何しろ時間も金銭も余裕がありませんでしたからね。
 それでもカメラを手に取ることは好きでした。ずっと日本橋で開催される日本カメラシヨーには、随分大昔から毎回行きまして、いつも質問していたりしたものです。ライカやローライフレックスにはいつも憧れを持っていました。
f065c182.jpg ただし、こうした個人の持つカメラもいいのですが、プロカメラマンの持つ機材も面白いですね。そしてカメラマン自体も面白いかたが多いのです。いくつものそうしたプロカメラマンと同行取材したことを思い出しました。
 あるカメラマンと3日間、撮影に行ったことがありますが、あれは実に愉しい思い出です。彼らも私が夜はいつも圧倒的に飲み続け、撮影の現場では、ほぼ二日酔い(あ、三日酔い四日酔いだ)でただただ動き回っていた姿を実に面白く感じていたようです。

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