将門Web

周が日々仕事であちこち歩いたり、友人や家族と話した中で感じたことを発信しています。

Tag:ポプラ社

 私はいつも長谷川慶太郎さんと吉本(吉本隆明)さんの本を読むと、いつも抜書きしたいところだけになります。
 この本でも最初に上辺を折ったところには次のようにあります。

   日本企業と契約を結べば、それは必ず実行されるということを、
 世界中の国が承知しているわけだ。だから信用されるし、円高で
 日本製品の輸出価格が若干上がったとしても、やはり買わなけれ
 ば仕方ない。

11071502 いや、その他でもいくつも抜き出したいところがいくつもあるのです。もう慶太郎さんは84歳なのですね。もう私は自分が恥ずかしいばかりです。もっとやりきって行こうと思うばかりです。

書 名 必ず復興する日本のシナリオ
著 者 長谷川慶太郎
発行所 ポプラ社
定 価 1,500円+税
発行日 2011年6月30日第一刷発行
読了日 2011年7月14日

はじめに ・・・・・・2
東北の復活を世界が
待ち望んでいるのには
理由がある!
GM、アップル、半導体、米空母、原発、
シェールガスとLNG市場、仏サミット・・・・・・
震災で見えてきた、日本の底力とは!?
戦後の混乱を知る著者渾身の一冊。

戦後初の大転換で復活する日本
何の心配もいらない。自信を持って、堂々と立ち向かえばいい。今までと同じように生活することが、やがては日本の新しい扉を開いてくれる。そこで試されているのは、一人ひとりの行動と意識、そして純粋な「力」だ。そして、我々は間違いなくそれを持っている。だから、立ち上げれるのだ。ピンチはチャンスの名のとおり、日本はまた一つ、世界を驚かせることができると確信している。(「はじめに」より)

もくじ
1章 東北が必ず復興する3つの理由
 ●なぜ世界が東北の復興に尽くすのか ・・・・・・14
 ●東北が持つ「高品質」・「信頼性」・「納期」 ・・・・・・19
 ●日本の非価格競争力 ・・・・・・22
 ●杞憂に終わる、産業の空洞化 ・・・・・・26
 ●韓国半導体業界の衝撃 ・・・・・・31
 ●空母「ロナルド・レーガン」が来た本当の理由 ・・・・・・34
 ●サルコジ仏大統領は何の他ために来日したのか? ・・・・・・36
 ●QE2が成功したアメリカ景気 ・・・・・・38
 ●アメリカ国債とユーロ動向 ・・・・・・43
 ●アメリカ軍の再配置 ・・・・・・47
 ●緊迫する東アジア情勢 ・・・・・・50
 ●中国崩壊の可能性 ・・・・・・53
 ●北朝鮮の先軍政治 ・・・・・・56
 ●BRICsの農地改革 ・・・・・・60
 ●カダフィの息の根を止めたい英仏 ・・・・・・66
2章 原発騒乱と電力危機
 ●原発の対策と修復 ・・・・・・74
 ●計画停電に動じないJR山手線 ・・・・・・77
 ●反原発論は加速するか? ・・・・・・81
 ●迷走する「フクシマ」 ・・・・・・84
 ●止まらない原子力ルネサンス ・・・・・・92
 ●電力会社の変遷 ・・・・・・97
 ●求められる電力節減 ・・・・・・103
 ●「シェールガス革命」とLNG市場 ・・・・・・106
 ●「発電所」になった鉄鋼業界 ・・・・・・110
 ●近代的コンビナートの力 ・・・・・・114
3章 日本大復活へのカギ
 ●ライフライン復旧とその障壁 ・・・・・・118
 ●崩壊した世界一の津波対策 ・・・・・・121
 ●阪神・淡路大震災との違い ・・・・・・129
 ●際立った自衛隊の優秀さ ・・・・・・131
 ●自衛隊が厳守する大原則 ・・・・・・135
 ●政府のバックアップはいらない理由 ・・・・・・138
 ●円高と地震保険 ・・・・・・141
 ●3・11後の金融市場 ・・・・・・144
 ●サプライチェーンの再構築 ・・・・・・149
 ●海外からの風評被害 ・・・・・・151
 ●関東での液状化現象 ・・・・・・155
 ●乱れる需給バランス ・・・・・・158
4章 敗戦を乗り越えた日本人のパワー
 ●敗戦の象徴であった「電力」 ・・・・・・166
 ●深刻だったインフレとモノ不足 ・・・・・・170
 ●占領軍と天皇巡幸 ・・・・・・179
 ●20世紀の国家総力戦 ・・・・・・183
 ●戦時中の株式トレード ・・・・・・186
 ●日常的な情報混乱 ・・・・・・188
 ●戦後の希望だった社会変革 ・・・・・・192
 ●日本特有の個人補償制度 ・・・・・・197
 ●日本人の秩序と平和 ・・・・・・202
 ●それぞれの風土が生む個性 ・・・・・・204
 あとがき ・・・・・・210

 第4章の「敗戦を乗り越えた日本人のパワー」も実にいいです。私はこれだけのことをやってきたのかなあ、と自分が情けなくなってしまいます。
 この第4章の最後に、次のようにあります。

  その生真面目な部分も我々の特徴であり、今回のような歴史的
 な災害時には、もっとも必要な資質でもあるのだ。

酒呑童子 (日本の物語絵本)
酒呑童子 (日本の物語絵本)
クチコミを見る

書 名 酒呑童子
文   川村たかし
絵   石倉欣二
発行所 ポプラ社
定 価 1,200円+税
発行日 2003年9月第1刷
読了日 2009年4月10日

 大江山の酒呑童子を退治したのは、源頼光以下4人の豪傑で、全部で5人だと思っていましたが、この絵本では6人になっています。その頼光以外の5人とは、

 三百人力と うわさもたかい 渡辺綱。
 鳥や動物のことばがわかる、坂田公時。
 水がへいきの、藤原保昌
 火をつかう、碓氷貞光。
 うらないの名人、卜部季武。

 最後の解説によると、この中の藤原保昌は、『御伽草子』でのみ加わっているようです。
 また鬼のほうでも、酒呑童子のほかに茨木童子、石熊童子、黒金童子といたようです。
 思えば、大切な物語なのですね。

08021704書 名 日本のみんわえほん2
    王子のきつね
文   中村 博
絵   金沢祐光
発行所 ポプラ社
定 価 750円+税
発行日 1975年3月発行
読了日 2008年2月16日

 いつも私は王子駅との行き帰りは、柳田公園を通りますが、ときにこの王子の装束神社の前も通ります。
 この装束神社には、昔榎がありました。ここの大晦日の日に関東中のきつねが集まって王子稲荷にお正月に初詣でをしたそうです。今でも、大晦日には、この装束神社に多くのきつね(もちろん今はきつねの格好をした人間ですが)が集まり翌朝王子稲荷に初詣でします。
 私の母も、その姉も自分たちの故郷でも、子どものときには、よくきつねの嫁入りという、たくさんの灯りが光っている彼方の山を見たということです。いつも「きつねの嫁入りと言っていたけれど、あれは何だったのだろうね?」と言っていたものです。
 この装束榎に毎年大晦日に集まって、王子稲荷にお参りするきつねのお話がこの本です。もう普段の装束神社のあたりは、もうそんな昔のことはまったく偲ぶことはできないのですが(もう周辺には、私もいろいろと知っているお店があります)、こんな民話は大事にしていきたいな、と思っています。
 やがて、私の孫がもう少し大きくなったら、このことをお話してあげるつもりです。

↑このページのトップヘ