11042803 この本は、大学2年のときに読んだ本です。いや、ひょっとしたら3年だったかもしれませんね。なにしろ、この頃は逮捕勾留されている時間も長かったので、はっきりしないのです。ただ早稲田の文献堂で購入したように覚えています。丁寧にノートをとり読んだものでした。
 廣松さんは、この本でマルクス主義が成立する上で、ある時期はエンゲルスの方が先に行っていたのだという言い方をしています。『経哲草稿』『ドイツ・イデオロギー』の頃からなあ。私も岩波文庫の『経哲草稿』を読んだときに、マルクスのいい方に、いくつも?マークを付けていました。
 その後この著者のは『エンゲルス論』『マルクス主義の地平』等を読んだものでしたが、この『マルクス主義の成立過程』だけを内容まで詳しく覚えているものです。
 思えば、私にはマルクス主義のことを教えてくれたのが、この著者であり、この本であったかと思っています。(2011.04.28)