私の 『収容所群島』が必読書になる七生という方から、以下のコメントがありました。

090914201. Posted by 七生   2009年09月16日 17:50

『収容所列島』すぐに読みたいと思います。

『十二月八日』 高村光太郎

記憶せよ、十二月八日。
この日世界の歴史あらたまる。
アングロ サクソンの歴史あらたまる。
この日東亜の陸と海とに否定さる。
否定するものは彼らのジャパン、
眇(びょう)たる東海の国にして
また神の国たる日本なり。
そを治(しろ)しめたまふ明津御神(あきつみかみ)なり。
世界の富を壟断(ろうだん)するもの、
強豪米英一族の力、
われらの国に於いて否定さる。
われらの否定は義による。
東亜を東亜にかへせといふのみ。
彼らの搾取に隣邦ことごとく痩せたり。
われらまさに其の象牙(ぞうが)を摧(くだ)かんとす。
われらみずから力を養ひてひとたび起(た)つ。
老若男女みな兵なり。
大敵非をさとるに至るまでわれらは戦ふ。
世界の歴史を両断する
十二月八日を記憶せよ。
- 高村光太郎 -

 この七生さんのサイト(七生さんの「七生」の語がリンクされています)が、クリックしますと、西部邁さんと秋山祐徳太子さんの「西部邁ゼミナール 〜戦後タブーをけっとばせ〜」のサイトになっています。
 西部さんもお会いしたことがありますし、秋山祐徳太子さんとはご一緒に飲んだことも数度ありますね。
 ところで、この「七生」は楠木正季の最後の言葉、「七生まで同じ人間に生まれて朝敵を滅ぼさばやとこそ存じ候へ」からとられたものですか?

 私はどうしても高村光太郎は好きですが、今どうしても毎日のように、光太郎の奥さまの智恵子を思い出してしまいます。王子駅前でいつも思い出すのですね。そのわけはまた、別なときに書きましょう。
 そうですね、「吉本隆明『高村光太郎』」は何度読み直しても好きです。

 それで、ソルジェニーツィンはいいですよ。「収容所群島」が彼が一番ソ連で公開したかったものです。ソ連当局は、「ガン病棟」だけは、公開していいから、もうこれだけにしてくれとかソレジェニーティンを妥協させようとするのですね。でもでも、彼はけっしてしないのです。そして「煉獄の中で」は、素晴らしい小説です。そしてソ連の収容所ってすさまじいです。
 そういえば、「イワン・デニーソヴィチの一日」も素晴らしい小説ですが、でもでもみんな収容所の中なのですね。
 いつも革命を忘れていない活動家がいるのですが、そして他の活動家と烈しい論争をするのですが、でもでも、それはみな獄の中なのですね。
 もう私は「ガン病棟」でも「煉獄の中で」でも「イワン・デニーソヴィチの一日」でも忘れられないシーンが、忘れられない言葉がいくつもあります。

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