11082911 昨日、「日経23plus+」9月号を手に取りました。最初の1ページ目の中江有里の写真で私は、「あれ、中江有里だ!」ということで、中に書いてある記事を読み出しました。

 樋口一葉のことを書いています。『たけくらべ』『にごりえ』は、中学2年の時に読みましたが、『たけくらべ』の内容は美登利の印象が強いです。でも『にごりえ』は少しも覚えていないのです。でもその他の作品もいくつも読んだものですが、作品名がでてきません。
 でも一葉はけっこう金貸しをやっていたりして生活しているんですねね。記念切手とか五千円札の彼女の顔はよく思い出すのですが、その顔からだけでは、彼女の一面だけしかわからないものだと思っています。
 一葉の住んだあたりは、ちょうど吉原公園の近くで、7年くらい前に私も歩いたことがあります。ちょうどインターネットで知り合った人たちと一緒に、でもあのあたりは男性が歩くのは大変なので、私たち4人の男性を10人の女性たちが囲んで守るような形で歩いたものでした。
 やはり、どうしても、美登利を思い出しますね。そうですね。私は信如は少しも好きになれないし、そもそも印象もそれほどありません。

 中江有里さんは、次に夏目漱石の『三四郎』を書いています。私は中学のときと、高校生のときと2度読んでいます。ただ、40代のときに、吉本(吉本隆明)さんの講演で「私の見た東京」の中で、漱石の描いた東京の自然の景色の中で、『三四郎』の中の自然を言われて、私は「はっ」としたのを覚えています。『それから』でも『門』でもいくらでも思い出せる東京の自然があるのです。
 いえ、私は『それから』と『門』では、それぞれに思い出す光景は、また違うのですが。違う東京の下町があるのです。『門』では、いつも谷中千駄木の町の古家を思い出しています。そこのご主人と奥様を思い出します。私が25歳の頃訪れたものでした。
 中江有里さんのいう『三四郎』の東大内にある三四郎池は実に懐かしいです。東大闘争の1969年1月の前に、たぶん1968年の12月に訪れたものでした。

 ひさしぶりに中江有里さんの綺麗なお顔の写真が見られて嬉しい思いです。
 彼女のURLは以下です。

  中江有里:Diary From Yuri
  http://www.yuri-nakae.com/diary/