1302230613022307 さて、私が前回思ったのですが、「他の展開が開けるのかも」ということのようです。しかし、前回「源一郎は溜間に躍りこんだ」はどうやら抑えられました。

  隼人と小源太は追いすがって抱き止めた。
「はなせ、はなせ!何が御旗本じゃ、何が天朝様の物見役じゃ、刀がないなら絞め殺してくれるわ」

 しかし、源一郎は加倉井隼人と田島小源太の二人に取り押さえられます。この挿絵は、その三人なのでしょうが、左から隼人、源一郎、小源太の順なのでしょう。なんで隼人はこういう装束なのかなあ。小源太と同じじゃないんだ。
 だが、源一郎がいうのです。六兵衛は今は贅沢な食事になったのですが、その料理にはまったく手をつけていないのです。
 源一郎が語ります。

「のう、加倉井君。こやつは天朝様のご家来などではないよ。伝馬町の牢屋敷で、とんでもな13022110い噂を耳にしたのだ。聞いてくれるか」
 福地源一郎は夕立を見上げてから、雷鳴にまさる声で語り始めた。

 これまた明日が待ち遠しいです。どんな話が聞けるのでしょうか。