将門Web

周が日々仕事であちこち歩いたり、友人や家族と話した中で感じたことを発信しています。

Tag:八重山

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新聞名 図書新聞第2938号
発行所 図書新聞
定 価 240円
発行日 2009年10月24日
読了日 2009年10月16日

 一面の大工鉄弘さんが書いてあるのを見て、「あれ、俺はこの歌手は好きではないはずだなあ」と思い、「なんでだろう」と思ったものでした。

評者◆大工哲弘(聞き手・鈴木義昭) 働きながら歌っていた時と同じように――大工哲弘氏インタビュー 八重山の島唄の歌い手として

 それで読むのもなんだか避けているような思いでした。でも、自分に「ちゃんとよまなきゃだめだ」と言い聞かせて、最後まで読んでみました。
 この方は八重山の方ですから、沖縄が好きで、さらに私は八重山が一番好きですから、自分の気持のあり方が不可解でした。
 でも、以下を読んではるかな昔を呼び起こしました。

 戦後五十年という節目で、那覇市の振興課の主催で「トーク&ライブ」があって、筑紫さんがしゃべった。超満員でね。その時初めて「沖縄を返せ」を歌ったんですよ。中年層は手拍子をして歌ってくれたけど、若い人たちはもう何を歌っているのかわからなかった。「沖縄を返せ」は、六〇年代後半、安保問題とともに沖縄返還運動が全国的に高まっていく中で歌われた歌なんですね。僕も、その真っ只中にいた。そういう意味で、スクラム組んで歌っていた自分としても、残しておきたいと思ったんです。復帰と同時に誰も歌わなくなった。あたかも復帰したのが良かったみたいに、あの過去に帰りたくないというみたいに。あの日本中が揺れ動いた運動が何だったのか、誰も語ろうとしない。誰も歌おうとしない。「沖縄を返せ」という歌を歌ってね、若者たちにもう一度歴史の変遷を考えて貰おうと思ったんですよ。

 これは本当のことを書いていません。「若い人たちはもう何を歌っているのかわからなかった」のではなく、この「沖縄を返せ」という歌を拒絶していたのです。本当は若い人だけでなく、あの歌を唄わない人は多かったと思います。私も決して唄いませんでした。私たちの世代では日本共産党の人だけが唱っていたかと思います。
 ただし、一度だけ沖縄のいくつもの歌を載せてあるCDで、彼のこの「沖縄を返せ」を聞きましたが、愉快でないなあ、と思う私の耳に、この歌手は、最後に「沖縄を返せ」ではなく、「沖縄に返せ」と唄っていました。そのときだけは、私は不思儀にこの歌が私の身に染みるような思いになったものでした。

評者◆秋竜山 漫画記号論、の巻

 いつも感心して読んでいる秋竜山さんです。いや読んでいるうちに全文を引用したくなりました。それでは何にもなりません。

本書(大塚英志『アトムの命題――手塚治虫と戦後まんがの主題』)では、田河水泡の「のらくろ」の足許に描かれてある「土煙」について述べられている。

 私もこの本を読まねばなりません。
 以下のサイト限定情報も実にいい内容です。

評者◆増田幸弘 これはルポじゃない

 取材とは「発見」をすることである。
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 先輩デスクに「これはルポじゃない」と言われたことを思いだし、初心に返り、もっと粘ってみようと思うのである。とくに写真は顕著で、粘りに粘った末に撮った一枚が大きく使われることが少なくない。それは予定調和の時代であっても変わることはないことだろう。記事をつくるには愚直にこつこつ取材を積み重ねていくしかないのである。

 そうだなあ、とつくづく思います。

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 八重山毎日オンラインこの記事 がありました。

 沖縄県は肥満の割合が2000年度から男女とも5年連続全国一となっている。八重山地区も例外ではなく、石垣市が実施する「住民健診」の結果によると、30代から60代まで男女とも肥満と中性脂肪が圧倒的に上位を占めており、特に肥満の割合は年々悪化しているのが現状。市健康福祉センター(森永用朗所長)でも健診結果を重く受け止め、市民の肥満対策に乗り出している。(2006.08.26)

 沖縄県が、「肥満の割合は全国一」というのは、よく判ります。私は1973年に沖縄で働いていたことがありますが、沖縄の人たち、とくに若い男性の肥満には驚いたものでした。私たちが沖縄で土建屋で働いたのも、沖縄の人たちよりも、私たちのほうがいわば3倍働くからと言われたものでした。
 私たちが、朝8時から、働きだすと、沖縄の人たちから、「こんな暑いときに、何故そんなに働くんだ」と言われたものでした。
 私たちが働きすぎることと、肌を露出して働いていることを、彼らは「野蛮人!」なんて言ってよくからかってきたものでした。

 肥満の要因として、はっきりしているのが運動不足と高脂肪食、全国に比べ脂質摂取量が多い現状や、車社会の石垣は都会に比べると歩く習慣が少なく、歩行量やウオーキングなど運動量をどう増やしていくか、また要因の一つに食事時間の遅いことも上げられており、午後9時以降の摂取を減らすことも課題だという。

 これもよく判るな、という思いです。私も当時石垣島へもいきましたが、実に車社会であり、そしてただただのんびりと寝ている人を見たものでした。
 そういえば、沖縄についたときに、那覇の街をただただ必死に歩いている私は、実に不思儀がられたものでした。暑いときに、ただ必死に歩くと、ただそれだけで暑いらしいです。でも私なんかは、暑い中でも、ただただ必死に歩くしかないんだよな。
 夜になっても、私たちは必死に飲んで唄って、騒いでいましたが、これまた沖縄の人たちには、理解できない馬鹿さ加減のようでした。「暑いときに、なんでそんな暑いことをやっているのよ?」ということだったようです。

 でも、こうして健康にさしさわりがあるのは問題ですね。

 ただし、私には、沖縄はとても大好きなところです。私の大好きな故郷の一つだと思っています。(厳頭操)

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