将門Web

周が日々仕事であちこち歩いたり、友人や家族と話した中で感じたことを発信しています。

Tag:前出師表

12032607 ポメラをこうして書いています。でもテレビもただ見てしまうのですね。

2012/03/26 18:09こうしてこの「周のポメラ」をUPしています。もっと書き続けないといけないのだなあ。
 今日もこうして書いていますが、やっぱりなかなかこれを書くのは大変なのです。
 これは(ポメラ)はパソコンではないので、どうしてもこれでは単語登録をしていくことが大事になります。単語登録はIS01ではけっこうやっているのですが、このポメラでも同様にやっていきます。パソコンではほぼやらなくても辞書にすでにあります。ただ私がよく書きます諸葛亮孔明や曹操の詩(あと文天祥の詩や土井晩翠の詩、孔明は詩もそうですが、『出師表』もです)に出てくる語句は、みなパソコンも含めて3つともやらないとならないです。
 それに上に書いた人物は、みな私は登録したのです。ただ、土井晩翠は、「つちい」ではなく、私は「どい」で登録していたんだなあ。今分かったところです。
 土井晩翠は、本当のところ、どちらなのだろう。そういえば、晩翠の「星落秋風五丈原」は、「ほしおつ・・・」と読むのか、「せいらく・・・」と読むのかどちらだろうか。私は「ほしおつしゅうふうごじょうげん」と読んでいますが、「せいらく・・・」も捨てがたいのですね。
 あ、上に書いた孔明の『出師表』は『前出師表』です。『後出師表』は私は暗記暗誦はしていません。
 でもとにかくいくつものことをやらなくちゃあなと自分にいいきかせています。
2012/03/26 18:58このポメラでこうして書けるようになってきました。でもけっこう大変ですね。

 こうして暗記暗誦をしている文書をまた自分で思い出し書くのはいいですね。

三国志曹操伝 改訂新版
書 名 改訂新版 三国志曹操伝
著 者 中村愿(すなお)
発行所 新人物往来社
定 価 1,714円+税
発行日 平成19年3月10日初版発行
読了日 2007年10月14日

 この本はいつものように電車の中で読むのではなく、パソコンを打ちながら読んだものでした。実にいい本です。
 この著者は、「改訂版あとがき」に

 正史『三国志』の魅力にとりつかれている、とでも言うべきだろうか。

と言っています。それはこの本を読みながらよくよく感じたものでした。
 そのあとに、次のように書いています。

 陳寿の『魏書』『蜀書』『呉書』(のちに、この三書を合わせて正史『三国志』と呼ぶようになった)を読みはじめてから、ほぼ三十年たった。近ごろは、読み方が変わってきたと自分では思う。中国で出版される『三国志』に必ず付されている裴松之の注がわずらわしく、その部分はほとんど読まなくなった。

 これを読んで、私はただただ驚くだけです。私は中国本を読むわけではなく、翻訳された日本語版の正史『三国志』を読んでいるわけですが、それには、この裴松之の註は絶対に必要なものだと思い込んでいました。それなのに、こうまで言われているのを読みまして、でも何故か納得してしまっている私がいます。この著者はきっとそうなのでしょうね。
 この方は、今も中国大陸を歩いて、たくさんの地霊と出会っているといいます。

 いっぽうで、中国大陸に偏在する後漢から三国時代にかけての古戦場や墳墓をたずねあるいた。それはいまも続けており、もうどれほどの数、原野山谷を彷徨するさまざまな地霊と出会ったことだろう。彼らは、聴こうとする者だけに感じとることのできることばをもっている。

 いいなあ、私もこうして出会えるのなら、そんな素晴らしいことはありません。でも私じゃ駄目かなあ、と暗い気持になってしまいます。

 それにしても全編で、曹操に魅力を感じました。私は高校2年のときに、吉川英治「三国志」を読んだときから、曹操に絶大なる魅力感じてきていました。

   http://shomon.net/kansi/sansou1.htm#tanka  曹操の「短歌行」

を知ったときも、もう感激して全部暗誦したものでした。

 しかし、その詩という意味では曹操をはじめとする三曹の詩はみな素晴らしいのですが、この本で知りました蔡文姫もまた彼女の詩を調べて、詳しくその作品を知りたいと思いました。

 また第三章の「三国志でもっとも不可解な男」ですが、もうほぼこの著者の言うことに納得します。いや、納得できました。私も随分、自分を思い込ませていたことがあるんだな、ということに改めて気がつきます。おそらく、諸葛亮には、この自分が作った物語にその後の世界の人が魅せられてしまっていることに誇りを持っていることと思います。
 私は東大闘争で府中刑務所に勾留されているときに、「古文真宝」を入れてもらって、諸葛亮孔明の「前出師表」を全部暗記したものでした。でもあの文を、この著者のいうようにあっさり言われてしまうと、「実は、それは私が最初に読んだときから、感じていたことだが、それを公に言う機会なんかなかったんだよ」というしかありません。
 それにしても、たくさんのことを考えさせてくれた本でした。

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