11122405 以下の文を読みまして、私は驚きました。そして怒りがこみ上げてきました。

  早野透「ポリティカにっぽん『拉致家族の別離せつない』」

 読んでみてください。朝日新聞社の人間らしい、実にどうしようもない文章です。
 私がこのコラムを読みまして、驚いたのは、この方の話を直接聞いたことがあるらかです。
 私は大学時代は、全学連とか全共闘と言われた過激派であり、現在以下にも属しています。

  プロジェクト猪

 この猪の忘年会に、いつもこの早野透氏は出席され、30分くらい話をされていきます。私は昨年お聞きしました。予定では今年もそうなるようです。
 しかし、その方がこんなことを言うなんて、もうどういうことだと驚いたわけなのです。そして「結局、ただの朝日新聞人か」と怒りがこみ上げるわけなのです。

 だが、本人が望むなら北朝鮮にいったん戻ってもいいのではないか。いまや日朝間の往来も居住場所もすべて完全に自由に、そして自分たちの未来を選ばしめよ。日本はその環境を整え、金正日氏はそれを保障する義務がある。いつまでも国家のゲームに巻き込んではいけない。

 一体、どこに国と国がゲームをしているんだ。北朝鮮が拉致という国家犯罪をやって、今日本がその犯罪を暴いて、被害者を救出しようとしているだけではないのか。拉致された被害者を、「原状回復」させるのが、、まず第一のことではないのか。拉致犯罪者と、被害者の家庭との間を「往来も居住場所もすべて完全に自由に」しろ、なんて、どうして言えるのだ。早野氏の子どもが同じことになったときに、相手の犯人との間で、その子どもを「自由に往来」させるのか。本当に頭がどうかしているんじゃないのか。

 早野氏はなぜか

 昔見たイタリア映画、デ・シーカ監督の「ひまわり」を思い出す。

ということで、この映画の内容を語り出す。

 国家と国家の戦争はたくさんの引き裂かれた家族をつくった。おそらく北朝鮮は朝鮮戦争の後もずっと韓国、日本に対してパルチザン戦争を続けているつもりだった。

 えっ、と驚いてしまう。北朝鮮は日本にずっとパルチザン戦争をしかけていたんだ。そのパルチザン戦争というのは、憎い敵国の13歳の少女を拉致したり、麻薬を作って売ったり、自国民を飢えさせたりするものなのだ。そんなパルチザン戦争なんてあるものか。北朝鮮がやったのは、卑劣な国家犯罪だけです。こんなときに「ひまわり」のようないい映画をどうして思い出すのだ。本当に頭がどうかしているんじゃないのか。それとも北朝鮮をどうしても庇いたいのか。
 最初の最初にこうあります。

 朝鮮半島に拉致された5人の生存者が東京の空に帰ってきたときはわれわれもうれしかった。

「朝鮮半島に拉致された5人」ということは、拉致された被害者は、「北朝鮮」ではなく「朝鮮半島」に拉致されていたというのですね。ということは韓国も犯罪をやった犯人だというのか、その仲間だというのか。でも北朝鮮がやってしまったということは金正日だって認めたんじゃないの。彼が「実は北朝鮮だけではなく韓国も連帯してやったことです」とでも言ったというのか。
 この早野氏は、本当に頭がどうかしているわけではなく、ただただ北朝鮮を庇いたいだけなのでしょう。そして、さらに本当は北朝鮮のことよりも、今まで北朝鮮を擁護してきた朝日新聞社を、ただただ護りたいだけなのではないですか。

 とにかく不愉快なコラムを見ました。私はただただ怒りを覚えます。