将門Web

周が日々仕事であちこち歩いたり、友人や家族と話した中で感じたことを発信しています。

Tag:北杜夫

11102608  今「カーネーション」を見ています。見ているといつも涙の出る思いです。いいドラマですね。

  今田端でした。でもどんどん電車は進みます。 昔のラッシュの時よりは楽な気がしますね。
  とにかく東京駅からブルータスにメールします。
  まず目森一喜さんにメールしようと思いましたが、できませんでした。地上にでたらすぐします。
  すぐメールしました。ブルータスにもしました。

  北杜夫を思いました。彼の作品では『楡家の人々』が一番好きかなあ。私は初期の作品以外はすべて読んでいると思いましたね。楡家はたしか北杜夫の家がモデルで院長は斎藤茂吉がモデルなんだよねえ。
  ドクトルマンボウもみな読みましたね。信州松本高校も実に内容を思いだし(『ドクトルマンボウ青春期』かなあ)、でも何故か思い出すのもつらいのですね。 また読み直すわけにもいかないよなあ。

11033006 この本はいつ読んだのかなあ、と思い出すのですが、たぶん高校2年のときでしょう。この作家の作品はけっこう読んできたものでした。楡基一郎という精神病院の院長が東京青山でその病院を経営しています。これはものすごい権威ある病院なのです。この院長が、北杜夫の父斉藤茂吉がモデルなのですが、この作品で歌人としてしか知らなかった茂吉がこんなすごい人だった(すごいというのかなあ?)ということを、私は知ったものです。
 もう楡家の家族はみな不思儀と思える人物ばかりです。基一郎の末っ子の米国(よねくに)は、日米戦争になったときに大変な思いになります。彼は、米国というのは、アメリカ米国(べいこく)ではなく、豊葦原瑞穂の国のことなのだと言い続けます。そして彼は徴兵され、中国大陸を、「ああ、もうダメだ」(実は私は言葉をはっきり覚えていない)とつぶやきながら、ずっと進んで行きます(当然戦死したのでしょうが、そのことは書いてありません)。
 北杜夫は、「どくとるマンボウ」のいくつもの作品と、『夜と霧の隅で』も読みまして、『或る青春の日記』も楽しく読みました。
 そうですね、この『楡家の人々』はもう読み直す気持はありませんが、他の本は何冊か読みなおそうという気持になっています。(2010.03.13)

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