環境問題のウソ (ちくまプリマー新書)
 この本は、3月1日我孫子へ行く電車の中で読み終わりました。

書 名 環境問題のウソ
著 者 池田清彦
発行所 ちくまプリマー新書
定価  760円+税
発行日 2006年2月10日初版第一刷発行
読了日 2008年3月1日

 大変に面白く読んできました。以下はこの本の目次です。

目次
第1章 地球温暖化問題のウソとホント
 1地球温暖化は本当なのか
 2温暖化は昔もあった
 3人為現象それとも自然現象
 4温暖化で何が起こるか
 5CO2削減政策のデメリット
第2章 ダイオキシン問題のウソとホント
 1ダイオキシンは危険なのか
 2ゴミ焼却とダイオキシン
 3農薬とダイオキシン
 4ダイオキシンと世論操作
 5ダイオキシン法を廃棄しよう
第3章 外来種問題のウソとホント
 1外来種悪玉論のいかがわしさ
 2日本の中の外来種
 3遺伝子汚染というナチズム
 4外来種系と生態系の変化
 5外来種駆除は税金のムダ遣い
第4章 自然保護のウソとホント
 1自然保護はなぜ必要か
 2圏央道と昆虫採集禁止
 3文化庁のアナクロニズム
 4人間の活動と自然保護
 5人間と共生するのに必要なこと
あとがき

 著者は「あとがき」で次のように言っています。

 私が若い人たちに言いたいのは、世間で通用している正義の物語を信じるのは、墓に入ってからでも遅くはないってことだな。「正義」というのはあなたの頭を破壊する麻薬である。麻薬中毒になる前に、たとえわずかでもよい、抵抗せよ。

 本当にこの通りに思うことがたくさんあります。私が 周の環境フォーラム の中で

   http://shomon.net/kankyo/irome.htm 色眼鏡とどしゃぶり

で、この環境問題に関する私の見解を述べています。そして、その私の主張はまだ述べていくべきなのですが、このところ展開していませんでした。ものすごく自分の怠慢を感じています。
 それに私は、この池田清彦さんの本を読んでみて、京都議定書のことなんかは、私自身がなにも考えていなかった、何も判っていなかったということで、羞しい限りです。
 この「あとがき」に書いてありますいつくもの著書を、今後また読んでいきまして、私も少しはまともになって行きたいと思いました。それらの本を以下あげておきます。

  渡辺正『これからの環境論』(日本評論社)
  伊藤公紀『地球温暖化』(日本評論社)
  渡辺正・林俊郎『ダイオキシン』(日本評論社)
  薬師院仁志『地球温暖化への挑戦』(八千代出版)
  ロンボルク・B『環境危機をあおってはいけない』(文藝春秋)