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11041305 昨日29日、文教大学父母と教職員の会千葉支部の総会がありました。その総会のあと、講演が二つあったのですが、その一つで話されたことの一部をを以下書いてみましょう。なお、私が講演を聞いてまとめたものですから、その点は留意してください(私の聞き違いもあるかもしれません)。文教大学のたくさんの学生さん、父母の方が来てくれたために、私も懸命にメモしました。

千葉県の求める教員像
 いつの時代にも求められる教員の資質能力、今後とくに教員に求められる具体的な資質能力の両方を兼ね備えた人物を求めています。

1.人間性豊かで、教育愛と使命感に満ちた教員
 〜人とのかかわりの大切さを理解し、自ら実践し、指導できる人
 人間性を重視して、人と人の関わりの大切さを分かっていて児童を指導できる教員。児童生徒に常に愛情をもち心からほめてあげられる教員、具体的には体育祭や文化祭等で、積極的に参加して、児童生徒と共に汗をかき、涙を流せる教員。

2.児童生徒の成長と発達を理解し、悩みや思いを受け止め、支援できる教員
 〜子どもの心理を理解し、子どもたちの行動や変化をとらえることができる人
 児童生徒の実態に即した生活指導ができて、信頼され、児童生徒が寄ってこられるような教員。児童生徒の相談に親身になってのってあげられる教員。普段の児童生徒の様子を把握して、児童生徒の成長、心や身体の変化に気を配って、理解する努力を惜しまない教員。

3.幅広い教養と学習指導の専門性を身につけた教員
 〜児童生徒の実態に即した指導、わかりやすい授業をこころがける人

4.高い倫理観を持ち、心身共に健康で、明朗活発な教員
 〜社会規範をしっかり身につけ、保護者や地域社会から信頼される人
 これは基本的には一番ベースになる。挨拶が明るくできる、テキパキと行動できる、これが原点になる。保護者・地域社会から信頼の置かれる教員であってほしい。児童生徒が健康で明るく活力に満ちた学校生活のおくれる指導・助言ができる教員。

 それから、講演者が最後に読まれた新聞記事です。6月19日の朝日新聞千葉版です。

子どもに諭され 「教わる」姿勢持つ教師に(学級だより)
 私はこの春、大学生になった。小学校の教師になることを目指し、教育学部に入学した。
 先日、「小学校生活科」の授業で、付属小学校へ行った。現場の先生から「飼育活動」についての話を聞き、その後、2年生の子どもたちと一緒に学校で飼育しているアヒルやニワトリ、ウサギの飼育舎へ行った。
 アヒルの名前はガーコ。ガーコはおびえていたためか、震えていて、ちょっと攻撃的に見えた。そんなガーコを見て、子どもたちは「ガーコにとっては、私たちはライオンなんだから、あまり近づいちゃだめだよ」と、私を諭した。「小動物から人間がどう見えるか」を教えている学校がある、とは聞いていたが、子どもたちからそのように教えられるとは思っていなかった。子どもたちとの交流は、ほんの20分ほどだったが、子どもはこちらが教えるだけの対象ではなく、大切なことをたくさん教えてくれるんだな、と痛感した。
 小学校の教師になることができたら、教科やルール、世の中の仕組みの基礎などを子どもたちに教えることが私の仕事になる。でも、一方的な教え方では、子どもから何も学べないだろう。子どもたちに「教える」と同時に、子どもたちから「教わる」という姿勢を持つ教師にならなくてはいけないな、と強く思った。(大学生・18歳・女)

 教員というのは、子どもたちを教える存在でもあるのですが、同時に子どもたちから「教わる」という姿勢をもった存在でもあるのだということだと思うのです。(2003.06.30)