JIN(仁) 第8巻 (ジャンプコミックスデラックス)
JIN(仁) 第8巻 (ジャンプコミックスデラックス)
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 咲の母親の栄の脚気に合ったお菓子というので、南方仁が和菓子をいくつか作ります。それがものすごく嬉しいシーンです。「安道奈津(あんドーナツ)」や「富醂(プリン)」「佐舞麗(サブレイ)」。みんな嬉しいです。
 私もたくさんのお菓子をあちこちで買い求め、あちこちに持って歩きました。ただし、私はいっさい口にしません。私は酒飲みなのです。でもこうしたお菓子を持っていくのが好きです。

書 名 JIN−仁−第8巻
著 者 村上もとか
発行所 集英社
定 価 530円
発行日 2007年5月7日第1刷発行
読了日 2009年11月4日

 この単行本の裏面にある解説です。

 脚気の食事療法の為、仁が考案した新発送の菓子が江戸で売り出される売り出される!野風をモデルにした歌舞伎の大ヒットも手伝い、仁友堂は一気に追い風ムードに・・・。そんな中、奥医師・松本良順から依頼された超重大秘事とは!?未だ安寧なる江戸で仁の運命が激しく揺れ動く!!

 扉にある著者の書いていることです。

 幕末に活躍した人物を調べると、様々な相関図が浮かび上がります。近藤勇が象山の遺児・怜二郎に関して「君も何かとやっているから心配無用」という心のこもった手紙を怜二郎の叔父である海舟に送っていたり。また近藤は医学所頭取・松本良順をたずねて世界情勢を聞き、さらに新撰組内の衛生環境改善を良順に依頼しました。コチコチの守旧派というイメージとは違う近藤勇の人物像が浮かび上がってきます。歴史の裏の人間関係に改めて興味がわいてくるのです。

 徳川家に入った和宮のために上に書いた「安道奈津(あんドーナツ)」を持って行きます。でも何故かそれを口にした和宮が倒れます(どうやら別人が入れた毒のようですが)。ために、南方仁は小伝馬町に入牢することになります。もう一番大変な事態になります。
 私は若き日に刑務所へ入ったことがありますが、つねに、この江戸時代の監獄のことを考えていました。この私では生き延びることは不可能だったことでしょうね。
 でもでもこの南方仁には耐え続けてほしいものです。