将門Web

周が日々仕事であちこち歩いたり、友人や家族と話した中で感じたことを発信しています。

Tag:宮部みゆき

12012001 私の娘ブルータスもそうとうに疲れています。そのブルータスの顔を私は見ていることしかできないのです。

2012/01/19 13:31ずっと眠っているようです。今までには見られないじゅにの姿です。しんどいのでしょう。私の可愛い孫じゅには、今はすっかり眠っています。
 お義母さんが今来てくれました。今は控室にいます。
 今目を開けてじいじを見てくれました。ブルータスママが優しく頭をなでてあげています。
 このポメラでももっと単語登録していこうと思いました。IS01では、300を越えて、もう350に迫っていますが、このポメラではあまりに少ないです。ポメラに文句をいうのではなく、私自身が単語登録をもっとやっていきましょう。そのことをつくづく思います。
2012/01/19 13:51今ブルータスがカルガモハウスへ行きました。
 このポメラがもっと薄ければいいですね。そのことをつくずく感じます。今いくつもの単語を登録しようとして、でも実際にはすでに私はやっていることが分かったものです。でも気がつく限り、思いつく限り単語登録していきましょう。
2012/01/19 14:44いくつものことを思うものです。食事していたときに、食堂の壁に写される書籍の名前で、宮部みゆきの作品で私の読んでいないものがあり、少し愕然としました。でもどうすればいいかなあ。王子図書館かなあ。もういろんなところ(たとえば、インターネット上とか日経新聞とか)に提示されている作品が図書館にはないことが多々あるのですね。そして予約しても、もう恐ろしいくらいの未来になります。
 私の娘ブルータスは疲れているみたいですね。やっぱりじゅにの寝顔はもう私にはただただ可愛いです。

 体温は36度です。血圧は72。

 どうしてもじゅにが心配です。私は帰りの京葉線で鎌取駅のホームのベンチから、ばあばとおはぎにケータイメールを出します。それに、いつもじゅにの状態を書くのです。でもいつも私は二人に満足されていません。「今日は?」「今日こそは?」と決意を新たにしているのですが、だめなのです。でも今日も頑張ります。
 私のケータイメールも、誰も見てくれる人もいるわけではありません。とにかく私が必死に書いて、また返信があり、それへ私がまた返信しているだけです。
2012/01/19 15:25じゅには今日はおしっこをおしめではなくとっています。でも今先生が来て、それはもう止めるとのことです。
 でもけっこうおしっこは今も出ているのですね。
2012/01/19 15:34ここではやはり看護師さんが、PHSを使っているのですね。私も以前は携帯電話とPHSを同時にもっていたものでしたね。あのPHSはいつごろ止めたのだっけなあ。

 私の孫じゅにがぐっすり眠っています。私はもうどうしたらいいのでしょうか。私の大好きな大事な孫なのです。

11060902 宮部みゆき『魔術はささやく』他1篇 へ 竜崎さんから次のコメントがありました。

1. Posted by 竜崎   2011年06月06日 17:10
初めまして!
竜崎と申します。

「あ、なんだ、魔術ではなく、催眠術か」とも思わせますが、

とてもおもしろそうな内容ですね!

 私が思うのにも、決して催眠術ではいわゆるものすごいことはできないのだと思っています。ああ、私なんか催眠術でもなんでもよくきいてしまうと思われますよ。
 なんとなく、私は毎日すぐに、「ゴォーッ」と寝てしまうので、なんだか「繊細」なんてことを知らない、「眠れない」なんていうことを知らない人間だと思われています。事実その通りですが。

 ミステリー界での人気作家である宮部みゆきの初期の作品です。
 この作家は、1960年生まれといいますから、かなり若い作家ですね。この著者が書いた最初の長編が「パーフェクト・ブルー」で、次に書いた長編が「魔術はささやく」で、この作品で新潮社の第2回日本推理サスペンス大賞を受賞します。

書 名 魔術はささやく
著 者 宮部みゆき
発行所 新潮文庫

11052512 事件は3人の若い女性が次々に不可解な自殺をしてしまいます。だがこの3人の死が関連があるらしいというのは読んでいる私たちしか判りません。この自殺はかなりな謎を秘めているのです。どうして自殺してしまったのか見当がつかないのです。4人目の女性はおびえてしまいます。いったいこの自殺をさせたものは何なのか。どうにかその背後にいるらしい人物が浮んできます。しかし、どうやって自殺させることができるのだろう。3人目の自殺した女性を轢いてしまった運転手の甥が次第にこの謎に迫っていきます。
 この甥の守にも、さまざまな世界を抱えています。不幸な過去、そしてそれを問題にする周りの眼である、彼の通う高校。そして割りと愉しく働いているバイト先。学校にも、バイト先にもいやな奴もいれば、いい人たちもいます。とくにバイト先での同僚たちはどうみても珠玉のような人が何人もいます。この人たちひとりひとりの描き方がとても気持がいいのです。この著者はよくこのように人をみているのだなと思いますし、また著者の生きて働いてきた空間での人間の付き合い方がまともだったのかもしれません。このような細部にわたる登場人物の描写まで丁寧なのは、あまり他にはないように思います。作家というのはどうにも、職場ではうまくいかなかったような人が多いように思いますので、こんなに職場の人間の描き方がいいと、これはこの著者の人間としての資質がかなり優れているのだなと思ってしまいました。
 さてこの物語は、もっと社会的な問題なども絡ませながら、次第に事件を解明していきます。この3人の女性、そしてまた男性が殺されますが、それらを演出しているのは「魔術」としてしか思えないのです。「あ、なんだ、魔術ではなく、催眠術か」とも思わせますが、本当はそれもこの事件の解答ではないのです。
 実に読んでみて満たされた思いがあります。これを初めて読んだときに「これほどの作家がミステリーの世界にいるのだな」と思ったものでした。

書 名 パーフェクト・ブルー
著 者 宮部みゆき
発行所 創元推理文庫

「魔術はささやく」で感激してしまったので、すぐ引続き読んでみました。これは著者最初の長編小説です。ただ、この作品から「魔術はささやく」をみると、随分と僅かな間に著者が成長してしまったのだなという感じを持ちました。ということは、この作品はやはり少し幼い感じが残ります。
 高校野球のスーパースターが、全身にガソリンをかけられ焼殺されます。蓮見探偵事務所の加代子調査員は、この殺された高校生の弟と一緒に、この事件の第一発見者になってしまいます。そしてこの事件をさぐっていきます。この背景には何か社会的な問題が隠されていそうです。どうしても私にはこうして社会的な背景を出してくるのが安易にも思えました。これだとどこにもあるような話だなというところです。
 そうですね、あと多分この作品は著者には思い出深い作品となるわけでしょうから、あとすこし手を加えて欲しい気がします。最後事件が解決したあと、木原という人物がある女性に、「……私には、あなたと話したいことがたくさんあるんです」というところがある。このあとを書いて欲しいのです。これっきりになってしまっている。中年の窓際サラリーマンである木原が、途中からどうしてあのような変幻をしたのか、そうしたどこにもいる中年サラリーマンの姿を彼女にいうはずの言葉の中に、私は見てみたいのです。しかし、まだ若い著者にはその言葉の内容は探りようがないのでしょうか。(1998.11.01)

10122902 ミステリー界での人気作家である宮部みゆきの初期の作品です。
 この作家は、1960年生まれといいますから、かなり若い作家ですね。この著者が書いた最初の長編が「パーフェクト・ブルー」で、次に書いた長編が「魔術はささやく」で、この作品で新潮社の第2回日本推理サスペンス大賞を受賞します。

書 名 魔術はささやく
著 者 宮部みゆき
発行所 新潮文庫

 事件は3人の若い女性が次々に不可解な自殺をしてしまいます。だがこの3人の死が関連があるらしいというのは読んでいる私たちしか判りません。この自殺はかなりな謎を秘めているのです。どうして自殺してしまったのか見当がつかないのです。4人目の女性はおびえてしまいます。いったいこの自殺をさせたものは何なのか。どうにかその背後にいるらしい人物が浮んできます。しかし、どうやって自殺させることができるのだろう。3人目の自殺した女性を轢いてしまった運転手の甥が次第にこの謎に迫っていきます。
 この甥の守にも、さまざまな世界を抱えています。不幸な過去、そしてそれを問題にする周りの眼である、彼の通う高校。そして割りと愉しく働いているバイト先。学校にも、バイト先にもいやな奴もいれば、いい人たちもいます。とくにバイト先での同僚たちはどうみても珠玉のような人が何人もいます。この人たちひとりひとりの描き方がとても気持がいいのです。この著者はよくこのように人をみているのだなと思いますし、また著者の生きて働いてきた空間での人間の付き合い方がまともだったのかもしれません。このような細部にわたる登場人物の描写まで丁寧なのは、あまり他にはないように思います。作家というのはどうにも、職場ではうまくいかなかったような人が多いように思いますので、こんなに職場の人間の描き方がいいと、これはこの著者の人間としての資質がかなり優れているのだなと思ってしまいました。
 さてこの物語は、もっと社会的な問題なども絡ませながら、次第に事件を解明していきます。この3人の女性、そしてまた男性が殺されますが、それらを演出しているのは「魔術」としてしか思えないのです。「あ、なんだ、魔術ではなく、催眠術か」とも思わせますが、本当はそれもこの事件の解答ではないのです。
 実に読んでみて満たされた思いがあります。これを初めて読んだときに「これほどの作家がミステリーの世界にいるのだな」と思ったものでした。

書 名 パーフェクト・ブルー
著 者 宮部みゆき
発行所 創元推理文庫

「魔術はささやく」で感激してしまったので、すぐ引続き読んでみました。これは著者最初の長編小説です。ただ、この作品から「魔術はささやく」をみると、随分と僅かな間に著者が成長してしまったのだなという感じを持ちました。ということは、この作品はやはり少し幼い感じが残ります。
 高校野球のスーパースターが、全身にガソリンをかけられ焼殺されます。蓮見探偵事務所の加代子調査員は、この殺された高校生の弟と一緒に、この事件の第一発見者になってしまいます。そしてこの事件をさぐっていきます。この背景には何か社会的な問題が隠されていそうです。どうしても私にはこうして社会的な背景を出してくるのが安易にも思えました。これだとどこにもあるような話だなというところです。
 そうですね、あと多分この作品は著者には思い出深い作品となるわけでしょうから、あとすこし手を加えて欲しい気がします。最後事件が解決したあと、木原という人物がある女性に、「……私には、あなたと話したいことがたくさんあるんです」というところがある。このあとを書いて欲しいのです。これっきりになってしまっている。中年の窓際サラリーマンである木原が、途中からどうしてあのような変幻をしたのか、そうしたどこにもいる中年サラリーマンの姿を彼女にいうはずの言葉の中に、私は見てみたいのです。しかし、まだ若い著者にはその言葉の内容は探りようがないのでしょうか。(1998.11.01)

あやし

 

 


書 名 あやし
著 者 宮部みゆき
発行所 角川文庫
定 価 552円+税
発行日 平成15年4月25日初版発行
読了日 2007年3月22日

 私はもうずっと宮部みゆきのファンといっていいのですが、でももうこの本は実に面白かったです。ずっとパソコンで何かを読んだり、書いたりしながら、この文庫本を読んでいました。そしてなんだか、ものすごい速度で読みきってしまいました。以下目次をあげておきます。

  居眠り心中
  影牢
  布団部屋
  梅の雨降る
  安達家の鬼
  女の首
  時雨鬼
  灰神楽
  蜆塚

 すべて違う短編ばかりです。もうどんどんと読むことに引きつけられていきました。
 宮部みゆきの「本所深川ふしぎ草紙」や「震える岩」も大変に面白く読んだものでしたが、この「あやし」それらをもっと超えています。すごい作家ですね。そして私はやはり、藤沢周平の世界を思い出していました。似ているんだけど、いやけっして似ているとだけはいえません。でもなんだか、読みながら私の胸がせつなくなるような、涙を浮かべてしまう世界が私の前に展開される感じは同じなのです。            

c74cd26c.jpg 私は年間に300冊の本を読むようにしていますが、もう何年も「ああ、あと30冊ばかり及ばなかったなあ」ということが続いています。それが悔しく残念です。なんといいましても、一番の読書の場は電車の中なのですが、我孫子からの通勤ではなくなりましたから、本を拡げている時間がないのです。でも今でも、どこかへ行くときには、必ず電車の中で本が一番読めます。あとはこうして、パソコンを打っているときと、テレビを見ているときが、一番の読書の場です。今は宮部みゆき「あやし」を読んでいるのですが、なんだかやはり宮部みゆきはいいですね。涙が溢れそうになる思いで、いつもページをめくっています。あ、また長女に「パパはいつも関係ないことばっかり書いている」って怒られるなあ。(3/22)
続きを読む

d63d9ab7.jpg

 きのう夕方長女が、夕食のおかずを一品作って持ってきてくれました。
 私はこの「東野圭吾『手紙』」を感激して読んだことを伝えました。そうして本を返そうとすると、「まだいいから、ママも読んで」といいます。
 それで少し、この本の内容について述べました。

 それで、私は一人になって、「でもこの本と同じような感じがした本が他にもあったな」と思い出しました。
 まず一つは、「朝倉卓弥『四日間の奇蹟』」です。これは、マガジン将門第197号に次のように書いています。

書 名 四日間の奇蹟
著 者 浅倉卓弥
発行所 角川文庫
定 価 690円+税
読了日 2004年5月19日
発行日 2004年1月29日第1刷発行

 読んでいまして、いくつものシーンで涙が出てきました。「こんなことは起き得ないよ」という思いではなく、いくつものところで本当の出来事を読んでいるような思いにひたっていました。

 今は、「なんでこんだけの感想した書いていないんだ」と私を責めてみました。この小説も実に涙を流して読んでいたものでした。
 そして長女に話したのですが、この「手紙」を読んでいて、しきりに思い出したのが、宮部みゆきです。それで「何の作品だっけ?」というので、しきりに思い出していたのですが、「『模倣犯』かなあ?」というところで、私のマガジン将門の記録を探しました。

  http://www.marinenet.co.jp/shomon/maga/ma54.htm
「妻は読むのに苦労したみたい」
書名  模倣犯 上
著者  宮部みゆき
発行日 2001年4月20日 初版第1刷発行
発行所 小学館
定価  1,900円+税
読了日 2001年8月24日
さらに一言 本が重いのが気になっただけで、あとは電車の中でひたすら読み
      ました。ある公園のゴミ箱から女性の片腕が発見されます。しか
      も犯人は、マスコミにこのことをリークします。これが連続殺人
      事件の開始でした。やはり宮部みゆきらしい話の展開です。ただ
      し、私は彼女の近ごろの作品に感心できない面があるのです。そ
      れがこの作品でもあるのです。いくつもいくつものページでそれ
      を感じました。

  http://www.marinenet.co.jp/shomon/maga/ma55.htm
「下巻になってがぜん面白い」
書名  模倣犯 下
著者  宮部みゆき
発行日 2001年4月20日 初版第1刷発行
発行所 小学館
定価  1,900円+税
読了日 2001年8月28日
さらに一言 この小説は第1部が被害者側の動きが書かれ、第2部は加害者側
      とくに栗橋浩美を中心に描かれます。第3部は、もう一人の犯人
      の綱川浩一の動きが中心であり、かつ彼が犯人だということで解
      決するまでが描かれます。そして、この後半になると面白くなる
      と私が感じたことというと、それは栗橋浩美のような男は、私は
      その存在が想像もつかないというか、これは、彼がある種の病気
      であり、その病気そのものが私には理解できないというところに
      あります。だが、主犯である綱川浩一に関して言えば、こうした
      誇大妄想の人間というのには、私もいくらでも会ってきたことが
      あります。だから、こういう人間が起してしまうかもしれない犯
      罪が実際にあるかもしれないという思いで、夢中で読み込むこと
      ができたのだと思っています。

 私は実にこの宮部みゆきの作品を読んできました。私はいつも彼女の作品を読みますと、藤沢周平の作品を思い出しているのですね。そういえば私はパトシリア・コーンウェルの作品を読んでも、いつも藤沢周平を思い出しています。
 だから感激していると同時に、それでも言いたいことがたくさんあります。
 できたら、また飲んでいる場で、いろいろとお話したいな。

続きを読む

↑このページのトップヘ