将門Web

周が日々仕事であちこち歩いたり、友人や家族と話した中で感じたことを発信しています。

Tag:小津安二郎『東京物語』

12062210  Noraさんが、「ネット赤ちょうちん」で以下のUPをしていました。

『緑園の天使』 投稿者:Nora  投稿日:2012年 6月22日(金)20時47分5秒
   町内の近隣センターで『緑園の天使』が上映されたので観に行きました。町の繋がりのためにリタイアしたおじさんたちが運営してくれるので無料です。年間通じて「なつかしの名作劇場」として何回か上映しているのです。次回9月はあの『東京物語』です。

 この映画もまったく知らないなという思いで、なんとか見てみようと思いました。私も『周の映画演劇館』で書いていますが、「小津安二郎『東京物語』」も私の好きな映画です。私の書いた内容を見て、いくつも思い出していたものです。
 次のように書きましたが、私の一番大好きな原節子をいつも思い出すのですが、この映画では私こそがいつも泣いてしまっています。

 この淡々と進む中で、やはりひとつ涙を見せるのは、原節子です。こらえていた感情が崩れおちるように、静かに泣き崩れます。泣けない笠智衆を見ていると、原節子の涙には、もっともっと泣いてもいいのだ、笠智衆の分も泣いてくれと思ってしまいます。

 私は鎌倉を歩くのが好きですが、いつも「原節子に会えないものか」ななんて思っているのです。そう甲斐なきことを思って北鎌倉を歩いて、もう何十年になるでしょうか。
 でもまた同じことを思い、同じ北鎌倉を歩いているでしょうね。

11021801 周の映画演劇館「小津安二郎『東京物語』」へカッサンドラさんから以下のコメントがありました。

1. Posted by カッサンドラ   2011年02月18日 11:22
偶然に行き着いたあなたのブログです。
「東京物語」を発見しながら生きていく毎日は、幸せだなあと思います。

 どうもコメントをありがとう。カッサンドラさんのコメントを読んで、あの日のことを思い出してきました。1993年の3月に私はクライアントである顧問先の木工所の監査役の方と、その社長の家で飲み始めました。
 そこには、社長の奥さんがいます。彼女がお酒等を用意してくれます。ここでは真夏でも日本酒しか飲みません。私がそういうことにしてしまったのです。
 私はそこの会社に数年前にコンサルに入り、赤字で大変だというところをすべて立て直したのです。前の顧問の税理士はけっこう有名な方のようでしたが、そしてかなりな報酬をもらっていましたが、何もできませんでした。
 その監査役は当初は社会党支持で、私にも「萩原さんもそうでしょう!」というのでしたが、私は「冗談ではない、私は社会党なんか大嫌いだ。そもそも選挙なんか行ったことがない。私は昔の三派全学連過激派だ」と言って、そして詩吟で「黒澤忠三郎『絶命詩』」をやりましたものです。
 でもその後数ヶ月で見事に優秀な会社になって、税務署からも実にほめられたものです。
 あとは、私は毎回月1度行きまして、日本酒を飲んでいるだけでした。私がいうのは、「ビールはいらない、お酒がいい」ということくらいでした。そこに十数年行っていたのかなあ。
 もうその監査役も、社長もその奥さまも亡くなられています。
 そこの社長宅から帰るときに、会社には帰らず、日暮里駅で降りて、また飲んだ記録が、この日のことなのです。
 この「小津安二郎『東京物語』」は実にいい映画ですね。私は今まで何度見たことでしょうか。そもそも私は原節子の絶大なファンなのですね。原節子の映画も何度も見ています。私は今も鎌倉へ行くのが好きなのですが(つい先日も行きました)、いつも「ひょっとしたら、原節子に会えるかな」なんて思っているものです。
 貴サイトは拝見しました。「カッサンドラ」というのは、トロイヤのプリアモスとヘカベーの娘さんだった方のことですか。私はギリシア悲劇(喜劇も読んでいますが)は残っている作品は、すべて読んでいるので、もうこうした名前にはものすごく親しみを覚えるのです。

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