将門Web

周が日々仕事であちこち歩いたり、友人や家族と話した中で感じたことを発信しています。

Tag:少将滋幹の母

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私が谷崎潤一郎で何を読んできたか思い出してみました。以下が私の好きな作品です。そして好きな順に並べてみました。

 「少将滋幹の母」「武州公秘話」「陰翳礼讃」「刺青」「盲目物語」「細雪」
 「春琴抄」「猫と庄造と二人のをんな」「新々訳源氏物語」「小さな王国」
 「蓼喰ふ虫」「吉野葛」「蘆刈」「卍」

 そして以下は好きになれない作品です。

 「痴人の愛」「鍵」「瘋癲老人日記」

 あと作品名が思い出せないものがあります。ただ私はその作品を上のどちらにいれたらいいのかわからないということなのです。
 ほとんど中2のときに読み、「新々訳源氏物語」は府中刑務所に拘留されているときに読みまして、「小さな王国」は向坂逸郎の作品で紹介があったので30歳すぎに読みました。「鍵」「瘋癲老人日記」も30歳過ぎて読んだものです。
「猫と庄造と二人のをんな」は高峰秀子の映画でも思い出します。

 今日は家を出るときは「寒い」と感じましたが、千葉こども病院は暖かく感じました。

111219072011/12/19 12:44今日王子の家を出るとき、ドアを開けたら「寒い」と感じました。でもこの千葉県こども病院に来たときに、「ああ、千葉のほうが暖かいのかなあ」と感じました。
 ここで私は、「谷崎潤一郎『細雪』」を思ったものです。あの小説は私は中学2年のときに読んだものだったのですが、舞台がほぼ関西であり、谷崎の生まれた人形町(この地下鉄の駅のすぐそばに谷崎の碑があります)で、その碑の前で、「谷崎と関西、あるいは関東」ということをしばし考えたものでした。
 あの小説では長女鶴子の住む東京をなぜか、寒いところだという表現があり、東京を具体的にはしらない私(巣鴨に住んだはずなのですが、私には記憶がありません)には、当時住む鹿児島市(ここも今の私には寒いという記憶だなあ)の印象では、この小説の「東京は寒い」ということのみが記憶に残ったものです。
 この小説では、私はやっぱり雪子が好きだったかなあ。
2011/12/19 13:14今じゅにのウンチを出してきました。
 思い出せば『細雪』は、私は全編中学2年と3年のときに詳細に読んでいるんだなあ。いや私は「2011/12/19 12:44今日王子の家を出るとき、ドアを開けたら「寒い」と感じました。でもこの千葉県こども病院に来たときに、「ああ、千葉のほうが暖かいのかなあ」と感じました。
 ここで私は、「谷崎潤一郎『細雪』」を思ったものです。あの小説は私は中学2年のときに読んだものだったのですが、舞台がほぼ関西であり、谷崎の生まれた人形町(この地下鉄の駅のすぐそばに谷崎の碑があります)で、その碑の前で、「谷崎と関西、あるいは関東」ということをしばし考えたものでした。
 あの小説では長女鶴子の住む東京をなぜか、寒いところだという表現があり、東京を具体的にはしらない私(巣鴨に住んだはずなのですが、私には記憶がありません)には、当時住む鹿児島市(ここも今の私には寒いという記憶だなあ)の印象では、この小説の「東京は寒い」ということのみが記憶に残ったものです。
 この小説では、私はやっぱり雪子が好きだったかなあ。
2011/12/19 13:14今じゅにのウンチを出してきました。
 思い出せば『細雪』は、私は全編中学2年と3年のときに詳細に読んでいるんだなあ。いや私は「武州公秘話」がすきで・・・、
2011/12/19 13:29いやまたウンチの処理で、谷崎のことを書き続けていられませんでした。
 私はあと「盲目物語」「少将滋幹の母」「卍」などが好きでした。全く好きになれなかったのは、「痴人の愛」やあといくつも読んだ小説です。
 しかし、このポメラは、固有名詞が全く駄目です。なんだか腹がたちます。
2011/12/19 14:32食堂で食事をしたあと、IS01で少し
書きましたが、それで帰ってきて、絵本を読んだあと、これに向かいます。
 思えば私は上に書いた谷崎の小説は内容をすべて思い出せます。でも同時期に読んだ永井荷風は思い出せない、そういう風に数々の作家を思い出すことができますね。
2011/12/19 14:54体温6度2分、血圧82。
2011/12/19 15:08たくさんの作家を思いだし、いくつかの作品の内容を思い出せるかやったものですが、大きく分かれるものですね。幾人もの作家の作品を思い出しています。思い出せない作家は、読んでいるはずなのに、まったく脳裏に浮かびません。
2011/12/19 15:39じゅにはだんだんよくなっています。じいじがちゃんとじゅにのそばにいるよ。
 さあ、じいじは明日もここへ来ます。そしてじゅにの顔を見ます。今日はお昼寝はしませんでした。いいのかなあ。でもいいんだよね。
 じゅには今は大きな声が出せます。帰りにばあばとおはぎねえねえ(ブルータスの姉だから)には、そのことをメールします。

 食堂で見たテレビのニュースで、金正日の死亡のニュースをやっていました。悪い奴が死んだけれど、早く北朝鮮は解放されてほしいです。

11020509 私は谷崎潤一郎が好きでした。中学2年のときに実にたくさんの作品を読みました。
 その後『新々訳源氏物語』を東大闘争で逮捕拘留された府中刑務所の中で読んでいました。ちょうど1969年の8月に「ファーブル『昆虫記』」と交互に読んでいたものでした。
 しかし、この谷崎の源氏はけっこう難しいです。私には内容がよく判りませんでした。いや、そのときに、私に「これよく判らないよ。面白くないよ」といえる勇気があればよかったのですが、私は「源氏物語は谷崎の訳が一番いいのだろう」という思い込みがありました。だが私はその後、「吉本隆明『源氏物語論』」を読んで、私の感じていたことには、根拠みたいなものもあったのいだ、やっぱり中学生のときに読んだ与謝野晶子の源氏物語の訳のほうが良かったのだと思ったものでした。
 私が好きであり、いわば親近感を抱いていた谷崎潤一郎にはたくさんの作品があります。好きな作品はいくらでもあげることができますが、この『少将滋幹の母』は少し私には面倒なものでした。
 少将滋幹という人物はほぼ姿を現しません。それよりも私には、なんと言いましても、『平中物語』とでもいう、平中の話が実に興味深かったです。そして当然この滋幹の母親に関心を持ちます。でもこの作品の中心人物だろうこの母親、「北の方」は、ただ絶世の美女というだけで、実はその姿顔も読んでいる私たちには思い浮かばないのです。
 左大臣時平が、この美女を大納言国経から奪います。色好みの平中もどうにもできません。そして最後に、滋幹がその母親に会います。そのあたりでこの物語は終わります。
 なんとなく、中学のときに読んだ小説は、「もはや読み返すこともないだろう」と思うのですが、この作品だけは読み返してみようかなあ、なんてと思うものなのです。(2011.02.06)

9184443c.jpg 私があるサイトにUPしている「読書さとう」というものに、今朝は「谷崎潤一郎『少将滋幹の母』」をUPしました。私はそこには、「もう二度と読むこともないだろう」という作品への思いを載せているのですが、この小説だけは、また読んでみるかなあ、という思いになったものです。
 あ、きょうは日米開戦日でしたね。
 写真は、昨日に夕方長女の家で撮りました。この子に「あれ! キミは新顔かい?」と声をかけたものでした。ポニョが可愛がるでしょう。(12/08)

07012601 谷崎潤一郎のことで を読み直してみて、「あれッ、なんか忘れているな?」と気付き、すぐに思い出しました。でもそれを書くのがいまになりました。「少将滋幹の母」が私は谷崎潤一郎の中で一番好きな作品です。
 この物語は、少将滋幹のことが書かれているのかというと、そうではなく、「主人公は誰なのだろう?」と思ってしまうところがあります。「平中物語」と言っていいような、平中の色好みの話から始まります。私はこの平中のことがとても好きになったものでした。
 でもこの平中よりも、藤原時平のほうが、何枚も上手(うわて)でした。そしてやっぱり、この「滋幹の母」である北の方がやはり中心人物なのですが、でもこの美女はよく画かれていません。いつら想像してもその姿も顔も浮かんできません。私の想像力不足なのではなく、潤一郎の画き方がそうなのです。
 ただ最初に読んだときから、けっしてうまく書かれている小説だとは私は思いませんでした。ただ、こうした物語を追及していく潤一郎には実に私はあごがれのようなものを持ちました。

 あと今また思い出しました。けっして私には好きだとはいえない作品ですが、「小さな王国」も興味深かった作品です。やっぱり潤一郎も社会主義・共産主義に憧れを持ったところもあるのでしょうか。

 ただ思えば、この作家は戦争中ずっと「細雪」を書いているのですね。そう思うと、また「細雪」を読み返してみようと今思いました。

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