66ddd0e8.jpg

書 名 戦後五十年 その思い出・集
著 者 長谷川慶太郎ほか18人
発行人 笹塚文一
定価  1,200円
発行日 1996年7月吉日
読了日 2008年3月17日

 一昨日我孫子の自宅まで行く電車の中で読み終わりました。「まえがき寄せて『日本の送った半世紀』」という長谷川慶太郎さんの文章が、いちばん記憶に残ります。
 いつもどこでも述べられている内容なのですが、この本は今から12年前に出版されたものです。
 それで、とくに印象に残ったところは以下です。

 第一次大戦について、日本は「戦争契機」という認識しか持たないが、当時戦局の推移は連合国にとって安穏なものではなく、とくい主戦場となった西部戦線ではドイツ軍が勝利を収めるかと、誰もが思わずにおられないような危機が繰り返され、連合国の中核となった英国は、同盟国を総動員する努力を迫られた。その時、米国は英国の勧誘に応じて参戦したのに、米国よりも深い同盟関係にあった日本は、ついに英国の勧誘に応じて陸軍部隊の欧州戦場派遣を拒否してしまった。

 このことが、日英同盟の更新が拒否され、ひいては、昭和20年8月15日の敗戦につながっていることなのですね。
 20世紀は「戦争と革命」の世紀であったわけですが、21世紀は「平和と安定」の時代です。このことを、強く思いました。