この新聞を開いて、真っ先にこの挿絵に目が行きました。「あれ、誰だろう。そうか大村益次郎か」という思いです。靖国神社の彼の像を思い浮かべます。
勝安房がいうのです。
「あんたは無茶苦茶な人だ。言うて聞かせるからしばらく待てと、あれほど俺が頼んだのに、向ケ丘から大砲をぶちこんで一日で攻め落とすとは、あまりに道義知らずではないか」
でもあのときは仕方ないよな、なんて私も思ってしまいます。彰義隊なんて、私にはわからずやの集団にしか思えません。その彼がいいます。
「二千の脱走どもの命よりも、百万の江戸庶民の命が大切だ」
私もこの通りだと思うのです。でも最後に、
「ところで勝さん。あの侍は誰だね」
彰義隊を簡単に大砲で攻め落とした大村益次郎もこの六兵衛には不思儀なようです。
そうですね。この靖国神社でこの２１世紀の今も向いている目の先には、
西郷隆盛の薩摩があるのです。大村の死後（彼は暗殺されます）Ｉなのですが、実際に西南戦争が起きるのです。
今日の展開は隼人たちが市谷屋敷へ戻れるのですが、それは一時のことだけです。ただただ忙しいだけのおつとめなのです。
その数日後、長く西の丸御殿の御用を務めた三十人の尾張衆は、暇を得て市谷屋敷へと戻った。
このときに「これで御役御免かと一同歓声を上げたが」というのはよく分かります。でもまたすぐに激務が続くのです。
榎本和泉守武揚が江戸湾を艦隊を率いて遁走して、江戸地共和国を樹立します。そんな時なのですね。その時に的矢六兵衛はどうするのでしょうか。
小源太が江戸弁でお道化ると、御徒（おかち）ども
は声を合わせて笑うた。江戸屋敷の門長屋に生まれ育った彼らにしてみれば、まことにそれが人情なのだ。
もうこの小説も終りになるのかと幾度も思ってきましたが、まだまだ続きます。なんか予想がつかないのです。
日経が入ってきて、真っ先に「黒書院の六兵衛」を読んで、それで少し落ち着きます。
2012/07/26 04:45「黒書院の六兵衛」を真っ先に読みました。思えばこの今、隼人、八十吉、六兵衛がいるところなど、我々が入れることなどは永遠にないのだろうな。
彰義隊に身を投じた忌部新八郎の話が明日あるようです。まあ、私は今は彰義隊には興味がないのですが、六兵衛がこの八十吉の話の中でどのような変化を見せるのかは知りたいです。
昨日「kototoi」の第二号のＤＭが来まして、考え込むところでした。でも今日振り込もうかな。あ、まずメールするんだ。
2012/07/26 05:10今ツイッターの「twilog」の画面を開いているのですが、このごろ書かない日もありますね。なるべく多くの単語を登録しています。
単語登録は、パソコン（今はマイクロソフトのＩＭＥ）と、ＩＳ０１とポメラで三通り登録しています。これが面倒です。これが一度にならないかなあ。
とにかく急いでやらないといけないなあ。
2012/06/13 04:47今部屋でデジカメの画像をパソコンに取り込んでいて、それがけっこう莫大にあって、でももう私の将門ＷｅｂにＵＰしてあるだろうものは削除しました。
でもその削除したとたん、「あ、削除しちゃいけないのだ」という画像がありました。ポポが写っている画像です。まずいな。
私は画像そのものをブログにＵＰするので、サイズを最小にしています。そして、人の顔が写るようには決して撮りません。ところが私の親族等の場合は、顔が写っても、それをブログにＵＰしなければいいわけなのですが、それがいつも判断できません。
いや、私の孫のじゅにを励ましてくれる千葉こども病院の大勢の看護士さんの寄せ書きをＵＰしたことがあるのですが、字は小さいからいいだろうと思ったのですが、意外に字も読めてしまうもので、ブルータスにしかられて急遽その画像をはずして、別な画像に変えたものでした。
そんなことがあって、文字で名前等々が分かるものはもう写さないし、どんな人でも顔等が分かるものにはデジカメを向けません。それがもう私のいつもの習性になりました。 でも自分にいいたいのです。たとえ顔等が写りましても、私のブログにＵＰしなければいいのです。ただその画像のファイルは私のパソコンのどこかへ収納しないとなりません。それが的確に瞬時に判断できていないのですね。
大きく反省していきます。そして反省とはこれを繰り返さないことです。
2012/06/13 05:41私のデジカメで、たとえば新聞などでフラッシュを発光させたくないことがよくあります。でも私にはこのフラッシュを発光させないことがたびたびあります。それが今分かりました。マニュアルを見て、必死になってようやく分かりました。マニュアルの４５ページにありました。
ここに、それを載せます。「黒書院の六兵衛」の昨日と今日の画像です。昨日は発光しています。今日はそうではありません。でも私は今まで必死になっていて、少しも分からなかったのですね。
それで、この「黒書院の六兵衛」はいいです。最後に隼人のいうことには、ものすごく納得します。１５代将軍の慶喜は本当にひどい奴でしたね。私は大嫌いです。あいつは、日本のＴＯＰになれる、なりたいと思っていたのじゃないかな。本当に最低な男です。鳥羽伏見や彰義隊で亡くなった幕臣が哀れでなりません（ただし、彰義隊はまったくひどかったと思います）。なんだかこの最後の隼人のいうことにはすべて納得します。この通りです。
でもこの物語は今私は初めてしりました。この「黒書院の六兵衛」という題名の六兵衛は、この人なのですね。あ、それで何かが解けた感じです。ああ、私はそんなことも分からないのだなあ。本当にダメな私です。そうすると明日からは、この人が何かを喋ってくれるのかなあ。
江戸幕府をたてる人間はひどいばかりですが、もちろん私は薩長も嫌いです。