先日次のようなニュースが目にとまりまりました。

井奥貞雄・衆院議員、我孫子市に“圧力”−−「献金元」所有地の開発事業
11120303    97.11.06  東京本紙朝刊 27頁 社会 写図無 (全845字)
 井奥貞雄衆院議員(比例代表南関東、自民)が、国土政務次官当時の今年2月、千葉県我孫子市内の宅地開発に伴う道路拡幅で、業者の主張に沿った取り扱いを求める電話を市幹部にかけ、市が従来の姿勢を一転させていたことが5日までに明らかになった。開発予定地は井奥議員の有力後援者の所有地。同議員は「支援者から依頼されて口を利くのは当たり前。圧力はかけていない」と話している。
 開発予定地は同市根戸の約2000平方メートル。関係者らによると、東京都内の住宅会社がこの土地に15棟の宅地造成を計画。昨年11月に市に計画を提出した。市の宅地開発指導要綱では「開発区域内の道路は区域外の幅6メートル以上の道路に接続させる」となっているが、計画では道路幅が5メートルだったため、市は業者に幅6メートルにするよう指導した。
 しかし、住宅会社は「要綱には『5メートルでも可能』と解釈できる条項もある」などと主張。今年1月には、住宅会社などから依頼を受けたとする同市の市議(60)が計画通りで許可するよう求めたが、市は拒否した。
 2月になって井奥議員から市幹部に数回、電話が入り、今後、道路反対側の土地を開発する際にもう1メートル拡張する案を示し「この方法でできないか考えてやってくれ」と再考を求めた。
 市は5月になってこれまでの立場を一転させ、要綱の「開発規模などでやむを得ない場合」という特例部分を適用し住宅会社などの主張を認めた。
 方針変更について同市の福嶋浩彦市長は「国会議員の口利きで認めたわけではないが、要綱自体にあいまいな部分があり、結果として業者の言い分を認めた。業者には今後も道路幅6メートルとするようお願いする」と話している。
 開発予定地を所有している同県松戸市内の会社社長(67)は昨年度だけで、経営する7社から計350万円を井奥議員の政治団体に寄付している。
 井奥議員の話 支援者から依頼され口を利くのは地方議員でも国会議員でも当たり前のこと。「できるかどうか考えてくれ」と言っただけで、圧力をかけたことはない。毎日新聞社

 これは毎日新聞でしか報じられていません。私がなにげなくこのことを発言したところ、私の関係するクライアントで大きな話題になりました。もうこれで、5メートルの道路幅でOKということになってしまったわけですね。みなすべて、これで開発が進むことになるでしょう。事実、もうそれで進んでいますよ。
 国会議員の「圧力」というよりも、我孫子市のミスといったほうがいいでしょうね。でも、そのミスを国会議員からの電話がなかったら認めなかったわけでしょう。
 私などは今までけっこう我孫子市にいくつかのことを言ってきましたが、どうしてもあの役人さんたちは認めてくれなかったものです。なんか面白くないですね。