将門Web

周が日々仕事であちこち歩いたり、友人や家族と話した中で感じたことを発信しています。

Tag:携帯禁止

c7be7931.jpg

 SHIROのポメラ日記 の [子どもと携帯電話]に、1月27日、このUPがありました。
 ここも読みまして、これは単純に、「ケータイ電話の学校持込禁止」なんてことでは解決なんかできないことであることがよく理解できます。

 いわゆる「学校裏サイト」などの掲示板で、人を傷つける書き込みをすることが大きな問題になっています。よくある書き込みのパターンを取り上げて、その理由や心理などを考えてみたいと思います。

 いやはや、私には、これは大変なことに思えます。以下読んでいきました。

【例1】個人攻撃、いじめ相談
「○○、気に入ラネ。カス」
「おかしいよね、 ○○。市ね」
「奴のメアド つ
xxx@xxx.jp
 このように、個人を攻撃したり、傷つけたり、現実世界のいじめの情報交換、相談などが掲示板で行われます。また、ターゲットの子の名前、写真、住所、メールアドレスなどの個人情報がさらされてしまったりします。

 私のブログにも2番目の「おかしいよね、 ○○。市ね」などというコメントもあったことがあります。でも私は『「市ね」って、なんと読むのかな。「死ね」の間違いじゃないかな?』なんて思ってしまう段階でしたから、私にはまったく意味がないものだったのです。
 次の『【例2】相手のことを簡単に否定する』では、

 自分が大切にされている子は、他人の事も大切にします。逆に自分が傷つけられている子は、他人の事も傷つけてしまいます。
 また、もう一つ思うのは、「肯定・同意するよりも、とりあえず否定する方が自分が傷つくリスクが少ない」ということです。

ということで、すごく理解できました。そういうことなんですね。

【例3】相手の間違いを指摘する
「これって○○だよね」
「△△だろ、バーカ」
「アホなヤツは無視」
 これもよくあるパターンですが、ある人の書き込みが間違っていた時、周囲から文字通り袋だたきに遭ってしまうことがあります。
 私が考えるに、これは学校教育の悪影響ではないでしょうか。
 学校のテストだったら、間違いを指摘すれば○をもらってOKです。そして間違った子には、時に居残りや宿題などの罰が与えられたりもします。そういう環境で育ってくれば、「正しいことを言えば何をしてもいい」「間違った奴に対しては何をしてもいい」などと学習してしまいかねません。
 しかし、現実社会は違います。現実の人間関係では「正しいことを言う」よりも「よりよいことを実現する」ことの方が大事です。いくら口で正しいことを言っても、それで人に迷惑をかけたり、傷つけたり、今以上によりよいものを作れないのなら、意味がありません。

 これは学校教育というよりも、教育全体の大きな問題のように思います。子どもたちは、どうしても「正しい」答えこそいいことだと思ってしまい、それ以外の答えはすべて無視しがちです。これはとっても怖いことだと私は思っています。

 これらの掲示板の書き込みは、子ども達が日頃どんな気持ちで生きているのか、他人に対してどう思っているか、といった心のありようが反映されています。「学校裏サイト禁止」などとその場所だけを取り締まっても、問題は解決しないことはおわかりでしょう。

 ケータイ持込を禁止したとしても、こうした学校裏サイトはますます流行っていくだろうと思います。よりその存在を分かりにくくさせてしまうものとしか思えません。

続きを読む

6a95d445.jpg

『県立高の校則などに「携帯禁止」明記へ…埼玉県方針』目森さんから、トラックバックを受けていました。

 これを読みましたときの、なんだかものすごく感激しましたが、すぐに私の思いを書くのが私には難しくて今になってしまいました。
 それは私では言い切れなかったふがいない思いなのです。
 そのことは目森さんが明確に次のように言ってくれています。

 携帯電話の禁止というやり方は、問題をすり替えているだけですし、対応する気持ちがない事の現れとしか思えません。

 携帯電話が悪いのではないのです。数十年続いている問題に、何ら対策がとれない公教育のだらしなさの問題なのです。
 文部省をはじめ、教育関係者には、問題の解決能力がないのです。

 この前に目森さんが、彼の友人の話をしてくれています。

 知人の子供が公立中学の生徒会に参加し、友達2人と3人で頑張った。
 その3人に、ネットで誹謗中傷の書き込みが行われた、そして、2人が自殺し、知人の子はカウンセリングに通わねばならない状態となった。
 家族の味わった苦しみは筆舌につくしがたい。
 学校の鈍感な対応に失望した知人は、下の子を私立に入れた。

 これは実に大変なことです。そして各教育の現場も各マスコミ等々も、みな「ネットがよくない、問題なんだ!」としてしまっているだけです。
 私もプロフというものをやったことがありますが、でもあまりに魅力を感じませんでしたので、今はやっていません。
 でも多くの子どもたちは、そこでもトラブル、「いじめ」で悩んでしまうみたいですね。でもケータイを禁止して、それでもプロフもインターネットもなくなりはしません。そしてそうしたトラブルや「いじめ」は大昔からありました。そうしたものに動じない、負けない子どもたちにしていかないとならないはずなのです。

 文部省や教育関係者は、社会の期待に反して、子供よりも、自分たちの利害を守ろうとしているだけです。
 彼らは、学校という密室に子供を集めて、専制君主をやっているうちに、おかしくなってしまった年寄りたちです。
 すぐに禁止を言い出すのは、そういう事です。

 それから、問題の取り組みに手がつけられ、始まり、結果が出て・・・となると、10年ではすまないでしょう。
 若い教員たちがやる気をなくし、精神的に荒廃するのに十分な時間です。
 それでもやる気をなくさない、腹の据わった人たちが、問題に取り組む事を願っています。

 私もたくさんの若い教員たちを信じています。もちろん、私の孫たちを不当にいじめたりする奴がいたら、私はじいじとして敢然と闘います。じいじは頑張るよ。

続きを読む

19bd4fcd.jpg

 このニュースは読売新聞ですが、私の読んだ日経新聞でも、他の媒体でも、他の県のことでも書いてあります。

 埼玉県教育局は17日、県内150の県立高校で、生徒の携帯電話使用を原則禁止する方針を決めた。

 携帯電話使用ルールを明示した「ネットいじめ等対応マニュアル」を作成し、年度内に各県立高校へ配布。配布後に順次、各校の校則などに原則禁止を記載する。17日の県議会で明らかにした。

 マニュアルには、県立中学(1校)での携帯電話所持と使用の禁止も盛り込む。公立小中学校でも同様の措置を取るよう、今年度中に県内各市町村の教育委員会に求める方針。

 県教育局によると、既に県内公立中学校の96%が校内での携帯電話の所持や使用を認めておらず、県立高校の91%が使用に何らかの制限を課している。しかし、校則などで規定しているのは中高合計で48%にとどまっており、約半数は「指導はしているが、決まりがない」状態だという。

 文部科学省は7月、各都道府県教委に、学校での携帯電話使用についてルールを定めるよう通達した。今回の措置は、この通達を受けたもの。

 私はどうもこの「携帯禁止」という措置は気に入りません。私の孫が早くケータイを持ってもらって、私はケータイメールで会話したいのです。私はいつでもケータイメールで送受信したいのです。もう公衆電話も昔のようにはない時代です。ケータイは必要なものだと思いますよ。授業中にかけるといけないと言ったって、ケータイメールなら別にいいですよ。今の私も、もはや音声交信よりも、ケータイメールの使用のほうに使っています。
 私も高校時代は、実に授業中には圧倒的に本を読んでいました。部厚い本を1年に200冊ほど授業中に読んでいたものです。このときに、読んだ本の知識は大切なことでしたね。
 私の姪の二人の息子も、もうケータイを持っています。中1と小4です。ただし、私は大叔父さんだからなのか、それほどケータイメールをくれません。私の二人の娘とはけっこう交わしているようです。
 各生徒が、授業で、受けていても、個々に何をやっていようが、それは教えている教師の雅量の問題です。魅力ある授業を展開されればいいことですよ。

続きを読む

↑このページのトップヘ