将門Web

周が日々仕事であちこち歩いたり、友人や家族と話した中で感じたことを発信しています。

Tag:日本の伝説

11022306 1875年(明治8年)7月31日〜1962年(昭和37年)8月8日の生涯でした。私がこの本を読んだのが中学2年の時でしたから、その年に柳田国男が亡くなっていたのでしたね。角川文庫の随分古い本でした。
 私は小学生の時に日本の昔話はいくつも読んできたものでした。それが、この短い文庫本の中にずっしりと詰まっている感じがしたものです。でも今の私には、一つ一つの本は思い出せません。ただ私にとっては、柳田国男の本を始めて読むものでした。その後高校生になって、「定本柳田国男全集」の何冊かを手にするようになったのでしたが、それはあまりに膨大で、その点、これは文庫本で容易く読める感じで私には実にいい読書でした。
 でも、この本で始めて私は柳田国男に接したわけです。高校生になって、柳田国男と折口信夫はすべて読もうと決意したものでしたが、そうした思いに至る最初の出会いがこの文庫本でした。今後きっとキンドル(今は私はガラパゴスですが)でも読んでいくことでしょうね。(2010.03.14)

10101203 it's a floatingworld! blog に このUPがありました。

『日本の伝説』柳田国男・著

 私は蜘蛛業読書さとうに、「柳田国男『日本の昔話』」を書いています。私は、このあとに『日本の伝説』を書くつもりでいました(私がこの「読書さとう」にはたくさん書いていますので、なかなかこの本に至らないのです)。私が中学2年の6月に続いて読んだ本です。まだ角川文庫の帯が白ではなく、昔の紺色の帯だったものでした。
 私が中学生のときは、この二つだけで、高校2年のときに、「柳田国男全集」に触れだしたものでした(『海上の道』は高2で読んだものです)。でも高校では、もう一人の折口信夫という人にもつかまりまして、もはや実に大変なことになってしまいました。
 そして大学へ行くと、革命運動を熱心にのめりこんでしまい、大変なことになって、また柳田国男、折口信夫に熱心に読もうというのは、25歳を越えてしまいました。あ、もちろん、吉本(吉本隆明)さんを読みだして、それこそその引力のほうが強いものだったのですが。
 でもまた読み続けて行こうと決意するものです。
 いやいくつものことを忘れてはならないですね。

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 周の雑読備忘録「『スーホの白い馬』」Kumie'sBlog 女性と仕事 の川本さんから以下のコメントをいただきました。

1. Posted by kawamoto    2007年06月04日 08:01
いい本をご紹介くださってありがとうございます。今月下旬、アメリカから孫娘が来ますので、
この本、用意して読んであげます。

アメリカの夏休みを利用して、日本の幼稚園を経験させていただいてきました。
今年は小学校です。

 ありがとうございます。私の娘二人も実に大事にしてきた絵本です。ただし、読むと実に哀しいお話ですよ。若き日の私でしたら、「こんなに悲しがるばかりではなく、この白い馬を殺した悪い奴に復讐するべきだ」という思いになり、そしてそう主張するわけですが、もう娘たちに読んであげていた頃は、ただただ哀しくてたまらない思いだけがしていたものでした。
 こうして絵本を声を出して読んであげるということは実にいいですね。私の秋田での保育園や幼稚園、札幌での幼稚園に行っていた頃、実によく母が読んでいてくれたものだと思います。
 そして今こうして絵本を選んでみて思うのは、いくつもの絵本がもう長い間ずっと読み継がれていることなんです。もうこれは驚きますよ。『スーホの白い馬』も、もう何年も長い間読まれている絵本なのです。

 それと、私の0歳まだ5カ月の孫ですが、こうした絵本を読んであげると、内容は判らないはずなのに、よく聞いてくれていることです。おそらく、こうして母親や、おばあちゃんや私のようなおじいちゃんが読んであげるというのは大切なことなのだと思いますよ。
 柳田国男の「遠野物語」や「日本の昔話」、「日本の伝説」を親たちが、子どもたちに読んであげていたことは大切なことだったんだなあ、と今私は確信しています。

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