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 いわゆる時代小説とか歴史小説というと、作家では私は昔から誰を読んできたかなと考えてみます。中里介山、長谷川伸、吉川英治、司馬遼太郎、海音寺潮五郎、山本周五郎、子母沢寛、池波正太郎、伊藤桂一、五味康佑、綱淵謙譲、山田風太郎、隆慶一郎、佐藤雅美……というところでしょうか。はっきりいってこの中では、私は司馬遼太郎と山本周五郎はあまり好きではありません。
 しかしあるときに、隆慶一郎と藤沢周平の作品を立て続けに読んでみて、いろんなことに気がついてきたたように思います。
 まず私は今は藤沢周平のファンですが、最初の頃どうしてもこの作家の作品を読み込むことができませんでした。何故かその文体に入り込めなかったものなのです。ところが昔私がときどき行く根津の飲み屋で知った大工のおやじさんが藤沢周平のかなりな読み手で、この人と話をするにはもう藤沢周平を読まなくちゃとばかり思い込んだら、たちどころに読めだしたというところなのです。
 そしてそのときに気がついたのは、私は司馬遼太郎が好きではないといっても、かなり彼の世界にばかりに影響されていたのだなと思ったのです。私は司馬遼の作品の世界はいくらでも喋ることができます。そしてかなり昔は彼の世界に惑わされていた自分を感じます。その訳はかなり今では簡単に解明できるのです。そして、そのことは私のサイトの中であちこちで述べてきました。
 私の好きな藤沢周平の作品を紹介しているのが、このページです。
 ただ、今のままでは、あまりに作品の紹介が少ないですね。今後もっとやりきっていきます。(2002.07.22)

   http://shomon.net/books/shuhei.htm  周の書評(藤沢周平篇)

 私は、パトリシア・コーンウェルも好きな作家ですが、彼女の作品を読みますと、いつも藤沢周平の世界を思い出しています。ただし、ついこのごろのケイ・スカーペッタの作品には、どうにも私は頷いていません。
 ちょうど今王子に住むようになりましたから、王子図書館で、この作家の全作品を読もうと考えています。

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