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 未来にちゃんと開いていくというやり方を少数でも個人でも考えないと、たぶん日本の左翼性は終わりになってしまうんじゃないでしょうか。この状態で行くと潰されてしまうから、少しでも未来に開くために、そういう試みをいろいろな意味合いでしないとしょうがないということになるんじゃないでしょうか。情況としてはそこのところがいちばんの根本で、いまは移り変わりの兆候で、戦前でいえばいわゆる転向期だと思います。(「よせやぃ。」『時代の自意識について───第五回座談会』)

 戦前には、いわば知識人はすべて総転向して行ったわけだった。これは、すべてがそうだったと言えると思います。また今同じことをするわけにはいかないはずなのです。だからこそ未来に開いていくものを打ち立てないとならないのだと私も思うのです。

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