“売る力”を2倍にする「戦略ガイド」 (日経ビジネス人文庫)
“売る力”を2倍にする「戦略ガイド」 (日経ビジネス人文庫)
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 この著者は、1932年生まれというから、私よりも9歳上の方ですね。それを知って、少し嬉しくなりました。いえ、このごろは、私の手にします、こういう本がみな若い方が多いのですね。
 そしてこの本を読みましたのは、もう7月の最初の10日でした。すぐ読み終わったのを覚えています。でも、そのときはけっこう感激していて、でも今になってまた本を開きました。こうして読んだ記録を書くために、また本を開くことはいいことです。
 ただし、この方は2008年10月29日に76歳で亡くなられていますね。なんとなく、本を読んでいて、でもこのブログになにか書いておこうと思いまして、再び本を手にして、それで彼の死を知ったものでした。まずは合掌しました。

書 名 “売る力を”を2倍にする「戦略ガイド」
著 者 水口健次
発行所 日経ビジネス文庫
定 価 619円+税
発行日 2002年6月1日第1刷発行
読了日 2009年7月10日

 以下扉にある著者紹介と目次を抜き出します。

著者紹介
水口健次(みずぐち・けんじ)
戦略デザイン研究所代表取締役。NPO・MCEI東京支部理事長。1932年生まれ。57年立命館大学法学部卒。日本マーケティング研究所の設立に参加。89年戦略デザイン研究所を設立し現在に至る。企業、特にメーカーの課題解決、戦略構築に取り組み、82年には、日本能率協会のマーケティング功労賞を受賞。著書に『マーケティング戦略の実際』『顧客接点のマーケティング』『営業戦略大修正』など多数。

目次
機.沺璽吋謄ングは一つではない!
 1 消費者は二重の進化を続ける
 2 エージング・ブーマーが消費リーダーだ
 3 酒は食品になる
 4 ブランドが見えない市場にブランドはある
 5 需要はねじれる───ものごとの「連鎖」を考えよう
 6 マーケティングは二つある───知識と実践の関係
 7 4Pマーケティングは古すぎる
 8 商品が売れるしくみの関係者は五人
供|粒个気譴覆ぅ法璽困砲匹β弍するか
 9 リサーチを強化しても売り上げは増えない
 10 顧客は、自分の欲しいものを知らない
 11 品種の需要はなくなる───「ビールが飲みたい」とは、思わない時代
 12 顧客は、モノはいらない、思い出が欲しい
 13 二つの新製品───八割は「新製品」ではない
 14 ナンバーワン商品の価値───「特別」だからなれる
 15 新製品を増やす会社は弱くなる
 16 ヒット商品を出した会社がダメになりやすい
掘’知しただけで顧客が買うとは限らない
 17 商品と会社の外にブランドはある
 18 認知したからといって買うほど、顧客は甘くない
 19 最後の説得は店頭で行われる
 20 日本の駅は、大都市の活力ある人間のためのメディアだ
 21 店は減り、接点は増える───専門かと専門店の減少
 22 意欲店の条件───いわゆる「生き残りの条件」
 23 伸びる接点で伸ばす───業種や業界は言い訳にならない
 24 ワンストップ・ショッピングの嘘
 25 日本の小売構造は世界の例外と認識する
検|傭覆世韻両γ未鬚垢襪!
 26 商品力も集客力も売り上げをつくらない
 27 値段だけの商談をするな
 28 メーカーセールスは小売りの下働きではない
 29 立場がちがえば課題もちがう
 30 ダイヤモンド・フォーメーション───本当の商談をしよう
 31 営業がつくる価値がある
后\鑪は、四つのステップでつくる
 32 「一つの正しい戦略」などはない
 33 戦略の戦略らしさを決める五つのキーワード
 34 四つのステップで戦略をつくる
 35 重点課題は三つ以内に絞りこむ
 36 全体と平均を捨てる
 37 普通名詞を捨てなければ、的確な戦略は立てられない
 38 売るときにも「なぜ」を五回いう
 39 手段と活動、もう一歩のツメが成功を呼ぶ
此‥験されてはじめて戦略
 40 挑戦するからこそ生まれるチャンスはすばらしい
 41 エリア・マーケティングを超えなければならない
 42 専任チームでいこう───「内弁慶の営業部」を脱する
 43 安売りを超える魅力に勝機がある
 44 展開されてはじめて価値がある
 45 許せないマネージャー
 46 まだまだ許せないマネージャー
 47 ブラックホール・ミドルが会社を徘徊している
察ゞ者の法則
 48 強者の基本法則───強者は必ず弱くなる
 49 例外の強者の法則───前より強くなる強者がいる
 50 時流の強者の法則───名もない企業が強くなる五つも用件
 51 V字回復の戦略
 52 いまこそビジネスの越境と越権が必要だ
 53 ホモサピエンスの可能性

 54 朝は夜より賢い───あとがきに代えて

 実は最初に書きましたように、もう1カ月ほど前に読んだこの本を、今こうして目次を書き抜くために開きまして、それでまた読んでけっこう感激しています。
 以下は「54 朝は夜より賢い───あとがきに代えて」の中の最後のことばです。

 疲れたら寝る。寝て起きる。
 あんまり疲れると、悩みすぎると、眠れなくなりますが、そういうときは、こう考えるよういします。「眠れない夜があったんだから、眠れる夜が来るにちがいない」と。そういう苦闘の結果、ある困難を乗り越えることができたとします。うれしいです。ぐっすり眠れます。そして、時々、何時に起きてもいい朝がある───このゼ
イタク。タマリマセン。ありがたいです。すばらしいです。
 夜は朝より賢いんです。

 この著者はいいです。やっぱり私は好きになれました。ただし、私は眠れない夜なんかありません。いつもすぐに眠ってしまっています。
 あ、この著者の本をいつも持っているようにしようかなあ。