10122302 永山則夫に死刑が執行された(1997.08.01)というニュースをテレビで見ました。ただ毎日新聞の朝刊を見ても何も載っていません。NIFTY でニュース速報を検索しても見つかりません。でも朝日テレビの「土曜やじうまワイド」で流したのですか
ら、間違いないのでしょう。
 なんだか、割りきれない思いがします。あれだけの才能をもったいないなという気持もあります。ただし、彼だけを特別にしろということではありません。それでも彼の死には、残念だという思いを抱きます。
 永山則夫に関しては、私はあまりいい読者とはいえませんでした。でもいくつか読んだきましたが、たとえば、政治情況論みたいのを書いている中で、新左翼の現状を批判的に書いているところなどで、「あのように長く獄中にいるのに、これでは、外にいる私たちより適確じゃないか」なんて思うところが多々ありました。
 彼は1審では「死刑」、高裁で「無期」、最高裁で再び「死刑」判決でした。なんで「無期」ですまなかったのかなという思いがわき上がってきます。
 もちろん、彼に殺された被害者の方をどうでもよく考えているわけではありません。どんなに悔しく悲しい思いをされたことでしょうか。ただ、それにしてもどうしても不条理な思いがわき上がるのです。
 やはり、永山則夫にやった犯罪は、その本当の犯人は、「無知」だったと私は考えます。
 永山則夫の霊に合掌します。(1997.08.02)