将門Web

周が日々仕事であちこち歩いたり、友人や家族と話した中で感じたことを発信しています。

Tag:海潮音

12031503 私のブログは、パソコンの前でなく、リビングで書いているものを「周のポメラ」といい、IS01で書いているのは、「周のIS01ブログ」としています。

2012/03/15 18:19今私のブログで、目森一喜さんのコメントにレスをしたのですが、その中で上田敏の「信天翁」(「海潮音」という詩集の中のボードレールの詩です)が私には大変な問題になりました。「信天翁」をどう読むかということです。私は高校2年のときから「おきのたいふ」と読んできていたのですが、私がさきほど見ました青空文庫では、「おきのたゆう」と書いてあるのです。実はもちろん、私はこの読みも知っていました。でも正しくは、「おきのたいふ」だと思っていたのです。
 私は常にこの詩をすべて暗記暗誦していましたが、でもこれでは何もなりません。
 もっとちゃんとしていきましょう。
 それと、このポメラでも上に書いていくのも大変でした。とにかく私は今では、もう何でも単語登録しています。そうしないとこのポメラでは書けないのですね。
2012/03/15 19:12今妻と話していました。今日の3月15日の日経新聞夕刊の7面の「謎解き5番勝負」で、「臥薪嘗胆」という回答なのですが、このことに関するいくつものことを思い出しました。「天莫空勾践 時非無范蠡」。これは児島高徳が後醍醐天皇に差し出した歌です。

 このポメラでは、実に書くのが大変です。もう上に書いたことでも、どれくらい単語登録したことでしょうか。もう大変な量の数の単語登録をしています。勾践も范蠡もでないのだものな。私は妻に、さらに呉王闔閭、夫差のことも言いました。西施のこともいいました、さらには伍子胥のことも、そして孫子(孫武)のことも、東施のことも(ただし、この女性は海音寺潮五郎の創作です)思い出していました。

11042815  上田敏は、1874年(明治7)10月30日〜1916年(大正5)7月9日の生涯でした。
 私は岩波文庫の『上田敏全訳詩集』を持っていましたが、引越しでもうありません(下北沢の古書店に売りました)。
 私が一番好きなのは、この『海潮音』の「シャルル・ボドレエル『信天翁』(おきのたいふ)あほうどりのことです」です。これは私のブログの以下で読むことができます。

 http://shomon.livedoor.biz/archives/50884532.html
       「東京都北区王子のホームページ」 の11

 いつも身近に置いていた文庫本でしたが、今はもうそばにはありません。でももう思えば、インターネット上ではいつも読むことができるから、それでいいわけなのですね。
 いや、実は困りました。インターネット上で、信天翁を「おきのたゆう」と読んでいるサイトもあって、私は一貫として、「おきのたいふ」と読んで、それで暗記していたからです。
 でも「よみ」もけっこう大変なことですね。(2011.04.28)

07012302 今「東京都北区王子のホームページ」 の11 を読んでいました。この上田敏の「海潮音」はいつもいくつかの詩を思い浮かべます。
 このボードレーヌの「信天翁(おきのたいふ)」もいいですね。詩句がいつも私の口から出てきます。

 波路(なみじ)遥(はる)けき徒然(つれずれ)の 慰草(なぐさめぐさ)と船人(ふなびと)は、
 八重(やえ)の潮路(しおじ)の海鳥(うみどり)の 沖の太夫(たいふ)を生擒(いけど)りぬ、
 楫(かじ)の枕のよき友よ 心閑(こころのど)けき飛鳥(ひちょう)かな、
 奥津(おきつ)潮騒(しおざい)すべりゆく 舷(ふなばた)近くむれ集(つど)ふ。

 ただ甲板(こうはん)に据(す)ゑぬれば げにや笑止(しょうし)の極(きわ)みなる。
 この青雲(あおぞら)の帝王も、足どりふらゝ、拙(つたな)くも、
 あはれ、眞白き双翼(そうよく)は、たゞ徒(いたず)らに廣(ひろ)ごりて、
 今は身の仇、益(よう)も無き 二つの櫂(かい)と曳(ひ)きぬらむ。

 天(あま)飛ぶ鳥も、降りては、やつれ醜き痩姿(やせすがた)
 昨日(きのう)羽根のたかぶりも、今はた鈍(おぞ)に痛はしい、
 煙管(きせる)に嘴(はし)をつゝかれて、心無しには嘲(あざ)けられ、
 しどろの足を模(ま)ねされて、飛行(ひぎょう)の空に憧(あこ)がるゝ。

 雲居の君のこのさまよ、世の歌人(うたびと)に似たらずや、
 暴風雨(あらし)を笑ひ、風凌(しの)ぎ猟男(さつお)の弓をあざみしも、
 地の下界にやらはれて、勢子の叫びに煩(わずら)えば、
 太しき双の羽根さへも 起居(たちゐ)妨ぐ足まとひ。

 やはり私の好きな詩ですね。私も思えば、「世の歌人に似たらずや」というようなことがあるのかなあ。

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