将門Web

周が日々仕事であちこち歩いたり、友人や家族と話した中で感じたことを発信しています。

Tag:的矢の御隠居

1212040112120402 津田玄蕃の話が続くのです。これでこの件が私には分かったような気がしました。玄蕃は言うのです。

 その墓所における一件によって、拙者は確信に至った。的矢家は金上された。しかも他人養子のご法度を裂け、六兵衛とその妻子だけが入れ替わるという離れ技だ。

 うーん、これはすごいですね。でもこうして入れ替わるというのは、この浅田次郎の作品なわけですが、実際に組織がこうしたことをやるのは理解できます。恐ろしいことですが、事実あるのです。

X12120212 的矢家は御目見(おめみえ)以上の旗本じゃぞ。・・・・・・。さような名家が銭金で売り買いされたなど、考えたくもなかった。

 これは今日の最後にある言葉ですが、私もまったく考えたくはありませんが、理解できる気がしてしまうのです。

1212030112120302  昨日私は「ここは誰の感慨なのだろうか。加倉井隼人だと思いましたが」と書きましたが、今日読みますと、これは津田玄蕃の話が続いているのですね。

 ところで、その的矢の御隠居じゅが、お仲間衆の噂になり始めたころに、たまたまおみかけしたのでござる。

  それは浅草の東本願寺というお寺の墓所でした。ここに的矢家の代々のお墓があるのです。津田家のお墓もここなのです。

 御隠居は津田家の墓所で前の立ち止まり、夫婦打ち揃うてを掌を合わせて下さった。X12120204

 うーん、ここで少しこの的矢の御隠居が語ります。津田家と的矢家を比べているのです。津田家を「よかったな」というのですが、今の的矢六兵衛のことも語ってくれないでしょうか。

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