1212040112120402 津田玄蕃の話が続くのです。これでこの件が私には分かったような気がしました。玄蕃は言うのです。

 その墓所における一件によって、拙者は確信に至った。的矢家は金上された。しかも他人養子のご法度を裂け、六兵衛とその妻子だけが入れ替わるという離れ技だ。

 うーん、これはすごいですね。でもこうして入れ替わるというのは、この浅田次郎の作品なわけですが、実際に組織がこうしたことをやるのは理解できます。恐ろしいことですが、事実あるのです。

X12120212 的矢家は御目見(おめみえ)以上の旗本じゃぞ。・・・・・・。さような名家が銭金で売り買いされたなど、考えたくもなかった。

 これは今日の最後にある言葉ですが、私もまったく考えたくはありませんが、理解できる気がしてしまうのです。