将門Web

周が日々仕事であちこち歩いたり、友人や家族と話した中で感じたことを発信しています。

Tag:秋山伊左衛門

1211240612112407  津田玄蕃にたいして、組頭の秋山伊左衛門が喋るのです。これで分かったのですが、玄蕃がいう六兵衛とは、新的矢六兵衛のことなのです。以下は玄蕃が秋山に言う言葉です。

「甚だ僭越ながら、一言申し上げます。的矢六兵衛殿には御家のご事情があって、みなさまのご不審も当然と存じますが、八番組中に有為の士と申せば、彼を差し置いてほかにはございませぬ。・・・・・・」

 だが秋山はそれを認めないのです。

 だが、御組頭様の申されることも一理ある。たしか12112401にお仲間は誰も彼も保身に汲々として、武士道も御書院番士の矜侍も忘れていたのだ。

 これで玄蕃のみが選ばれるのです。
 それで次の展開が待たれます。

1211180412111805 いやまず困りました。この小説はけっこう漢字名前が面倒で、でも私も必死に書いてきました。でもこの津田玄ばの「ば」の字がでないのです。「くさかんむり」は分かるのですが、その先が私には特定できないのです。
 いつもいつも大変な思いで書いています。この小説の内容よりも、まず私はそれに大変に苦労しています。それでそれが書けません。常に漢和辞典はすぐそばにあります。私のは大修館書店の「漢字林」です。
 どうにも的矢六兵衛のことがかたずかないうちに、時間は先に進みます。この六兵衛のことでは、加倉井隼人のみが苦労しているのでしょうか。いやもう時代12111705は、的矢六兵衛のことなんかどうでもいいのです。もう先へ先へと進むだけなのです。この江戸城でも同じなのでしょう。でもなんとかならないものかと、この私も思います。

 的矢六兵衛と同じ御書院八番組の番士を名乗る侍が、ひょっこり現れたのは数日後のことであった。

 もう私もこの侍で何とかなるのかと期待してしまいます。読んでいくと、なんとなく頼りなげな感じが今までとは違うのじゃないかなあ。
 この侍はどこか遠くの任地から帰参したようです。どうにかならないかなあ。

 長旅に疲れた顔が、じっと隼人を見据えている。12111706

 これでこの隼人の苦労を終わらせてほしいです。もう勝安房も西郷も、みな現実の人間たちは、それぞれ進むのです。でもこの小説の中の人物たちにもなんとか終わらせてほしいのです。

1210290512102906 以下から始まります。

 三人は帝鑑の間に上がった。

  秋山伊左衛門が立ち、そのすぐ後には加倉井隼人、福地源一郎が座っているのです。そしてその前には新的矢六兵衛がこの挿絵のように控えています。

 ・・・隼人の目には、四十畳の青畳がやおらささくれ立って、藁筵(わらむしろ)のごとく荒れていくように映り始めた。

 無理もないなあと思います。なにしろ加倉井隼人には、これがこの「上意」が本来なら上意とはいえないものであることは充分に分かっているのです。
 また明日が実に待ち遠しいです。
12102814 これは実にいい、感動する小説です。「こんなこと、あのときにあるわけないじゃないか」というのはたやすいことです。でもあのときには、こうしたことが現実にあったと思わせてくれる小説なのです。

1210280612102807「上意である。控えおろう」
 秋山伊左衛門の渋い声音が響いた。

 うん、私も「伊左衛門、決まっているな」と思いました。声をかけたいくらいです。

 しかし、六兵衛にうろたえる様子はなかった。いかにも来るべきものが来たともいうふうに、帝鑑の間の隅から身を屈めて走り寄り、上意を承るために平伏した。12102714

 なるほどな、まったくの新的矢六兵衛というより、いわば偽ともいえる、いや結局はこれが的矢六兵衛と言えるのかもしれませんが、それがこうした「真っ赤な偽物」というものに平伏して、ここを引き下がるのでしょう。「上意」にかなうわけはないのです。12102801
 しかし、これで新的矢六兵衛も落ち着くのではないでしょうか。これまではどう決着をつけようか困る躊躇する思いもあったと思います。
 やはり、これはすごい小説です。これだけのものはちょっとほかにはないのではと思いました。

1210270712102708 これは面白い図です。この挿絵も面白いです。加倉井隼人と福地源一郎がならびその前を秋山伊左衛門が歩きます。

 嘘ハッタリもここまですれば、怪しむ者もいない。とりわけ老獪なる秋山伊左衛門の落ち着きようは役者はだしであった。とうてい先刻まで妾宅に隠れていた卑怯者とは見えぬ。

 しかし、この「上意」というのは真っ赤な偽物であるわけです。これを見ている大勢の野次馬(江戸城にいるただの武士の御家人旗本たち)は、さまざまこの12102702上意を予測します。おおむねその予測は当たっているのです。でももはやそんなことよりも、新的矢六兵衛を早くこの場から引き下げないとならないのです。
 これには誰も同意しているのです。明日はもう朝廷の勅使が来てしまうのですから。

1210261212102613  この今日の内容でいささか驚いてしまいます。勝安房というのはこんなことが出来ちゃうのですね。私が「彼の漢詩には見るべきものがない。みんなダメだ」なんて言ったって、彼は別にこんなこと折込済なのかな。こうなると、彼の奥さんもしてやられていたのかなあ。なんとなく私が以下のように書いたって12102605

私は勝海舟というのが、少しも好きになれません。彼は妻と妾を狭い自宅に一緒に住まわせるのです。この日本でも世界でも「妾」の存在は、「家」を「一族」を保つのには致し方なかったのかもしれません。でも狭い自宅に一緒に住ませたのは、世界でも日本でも私が知る限り、この男だけです。
 彼の妻が、「今度生まれてくるときは・・・」「決して、この殿とは出会いませんように」と言ったというのは、実によく分かります。

 もう海舟には、「そんなことを言っても、仕方がねえさ」と言われてしまうような気になります。
12102606 この海舟は「上」と書いたものを自分で書いてしまうのです。加倉井隼人と福地源一郎にいわば強要された秋山伊左衛門では信用できないのでしょう。
 いやこの小説の中の勝安房には驚いてしまいます。だからかえって明治期にはあんな姿でいたのかなあ。
 西郷南洲が城山で亡くなったときの、海舟を思います。

1210250612102507 秋山伊左衛門が「最後の一手」ということで、まだただ座るだけの新的矢六兵衛のところで行かされます。まずは勝安房のところへ行きます。それが順序でしょう。
 さてそれでうまくいくのかは、はなはだ分からないところです。でもこれで終わらねば、この小説は終わらないのです。もうこの秋山伊左衛門という「最後の一手」のみなのです(というしかない)。それに新的矢六兵衛だって、もう引き際の何かの手が必要なのです。12102503

 勝安房が、次のように言います。

「・・・。つまり何だ、上役のあんたがあれを説得してくれるというわけだね。
 秋山が答えぬのは、自信がないからであろう。かわりに隼人と源一郎が、然りと肯いた。
「あるほど。しかしなあ、俺が言うても柳に風だったんだから、あんたが言うてハイさいですか、ともゆくまいね」

 この勝安房のいうところはよく分かります。でもこれで終わらないと、この小説12102504は終わりません。明治維新にならないのです。いやそういう言い方は私が卑怯です。
 でももう新的矢六兵衛も引き際を少しは考えているはずです。そのときがもうこのときしかないのだと思うのですね。

12100503 もうあと30分で「純と愛」です。

2012/10/06 06:11日経新聞の「黒書院の六兵衛」について書きたいのですが、またあとで書きます。今は私の手もとに新聞がないのです。こんなことはあるのですね。
 いやもう「黒書院の六兵衛」は読んでいますが、やはりその中で引用したい部分があるのですね。それは新聞がないと駄目です。いやインターネット日経のサイトでは、この小説は引用できないのですね(そもそもUPされていない)。もちろんガラパゴスでは読めるわけですが、私にはあれからどうインターネットをダウンロードできるのか分からないのです。
 私はこれを書きながらも、新聞を読んだりしないと落ち着かないのです。仕方ないから、チラシを見て読んでいます。いや前にも見ているのですが、ゆっくりは見ていないのです。
 今チラシの莫大な大きさのを見ましたが、またあとで見ます。
1210060112100602 今は「黒書院の六兵衛」です。まだ秋山伊左衛門の話が続きます。

 ・・・、あいにくじゃがそこもとらの申し出には添いかねる。的矢六兵衛がどうこうではない。この期に及んで登城するなど、まっぴらごめんじゃ。

 これでは困ってしまうわけですが、以下のようにいいます。

12100504 ・・・、無駄足を踏ませたとあっては気の毒ゆえ、的矢六兵衛については知る限りをお話いたそう。・・・、・・・。

 これは興味がわきます。

 さて、またテレビで「純と愛」を見に行きます。

12100305 山の上ホテルの下水道料金のごまかしのことが実に嫌になるニュースです。

2012/10/04 05:52ケータイをおはぎの家に忘れてきて、困りますね。ケータイは今ベルトのデューロカーゴに入れる前はどうしていたのだろう。一時期首から下げていました。でもその前はどうしていたのだろうか。皆目思い出せないのです。
 そもそもケータイを外に置いてしまうことがいけないのです。今は月々のケータイ料も3千円代なのですね。つまりほぼかけることも、受けることもほとんどないのです。
 IS01もケータイであるわけですが、これで喋べったことは一度もありません。IS01はブログに書くことがもっぱらですし、ケータイもケータイメールの送受信がもっぱらです。送受信ばかりで、書くのはIS01かパソコンでです。
 でも反省して、今後は身から離しません。
1210040112100402「黒書院の六兵衛」を読みました。今日は秋山伊左衛門の述べることが全面に書いてあります。
 この男の妾宅に、隼人と源一郎は行きまして、この秋山伊左衛門の言うことを聞くのです。彼が的矢六兵衛にことを命じないとことは進みません。
 私は昔ルバング島で戦い続けた小野田寛郎さんを思い出しました。上司が命じないと、戦いは終わらないのです。少し嫌になります。
 一面の春秋は神田駿河台の山の上ホテルの下水道料金のごまかしのことが書いてあります。ばあばによりますと、もうこれはよく知られてしまっていること12100306のようですが、私はここで知ったももです。なんか、あのホテルが情けないなあ。私もあのホテルで何度かレストランで酒を飲んだことがあります。
 でもせっかくのいいホテルなのに、これは嫌なニュースですね。

 なんか本当に嫌になりますね。

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