将門Web

周が日々仕事であちこち歩いたり、友人や家族と話した中で感じたことを発信しています。

Tag:童話

11021406 この小川未明を思い出したときに、私には「人魚と赤い蝋燭」という言葉が浮かびました。でも私の記憶には何も浮かんできません。私が中2で文庫本で読んだものでした。でもやっぱりどうみても暗いお話ですね。なんでこんな暗い話が童話なのかなあ。(この話は正確には『赤い蝋燭と人魚』というお話です)。
 小川未明は1882年4月7日~1961年5月11日の生涯でした。ああ、私が生きていた時代にもご存命だったのだなあ、と思ったものです。
 この小川未明の何の童話を紹介しようかと思いました。どうにも私には暗い哀しい童話ばかりで嫌になってしまうのです。 その中でこの童話を思い出しました。

 大きな国と小さな国があり、その国境で大きな国の老兵と小さな国の青年の兵士がやがて仲良くなります。だがこの二つの国は戦争を始めてしまいます。小さな国の青年も戦争に参加するために行ってしまいました。残った大きな国の老兵はさびしい日々になってしまいます。
 こんな童話が大正12年に書かれているのに、なんであの戦争になってしまったのでしょうか。この小さな国は、わが日本であり、大きな国は中国かアメリカかもしれません。
 この二人のそばには野ばらが咲いているのです。でもでも最後に、この二人の国が戦争をしたのも、みな夢だったことが判るのです。
 ただし、日本が戦争をしてしまったのは、けっして夢ではありませんでした。(2010.02.10)

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 本日06:00に届いていたHA茶さんの『独楽吟のススメ』です。

「2009/05/28 【No.1826わたしの独楽吟(どくらくぎん)」を読んでの周の感想。

☆たのしみは 孫の存在 このわれも 子供に戻り 遊べるその時

還暦に近づき私は何だか子供に戻っている気がします。童話を読みたいと思うし 子供のころの遊びが懐かしいのです。

「還暦に近づき」と言っても、HA茶さんはまだ若いじゃないですか。私なんか、明日5月30日で、62歳になります。童話はたくさん読むようにしています。でも孫には、まだ少し難しい内容なので、私はいつも自分で読んでいるばかりです。

たのしみは 網の目なんて 何のその 雀の自由に 行き来す見る時

鳥類が好きなのでつい目が行きます。雀たちは人間にはくぐれないネットもいともたやすくすり抜けることができます。良いなぁ!

 これを読んで、「なんで雀がインターネットをくぐり抜けるのかなあ?」なんて思っていましたが、これはそれこそ「網の目」のことなんですね。

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 以下のように書いていましたが、

 画を見ていますと、あ、ヨーロッパのどこの話だろう、ドイツかなあ、なんて思いました。ちょうどグリム童話を読んでいるような気持になりました。

 これはロシアの民話だったのですね。ロシアといえば、「イワンの馬鹿」くらいしか知らなくて(トルストイが書いていましたね)、なんだか羞しいなあ。
 こうした外国の童話もたくさん読むべきですね。そしてポコちゃんに読んであげるのです。

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おだんごぱん―ロシア民話

 

 

 

 ナミちゃんのブログの名前になっている おだんごぱん☆★絵本の名前だよ♪ の「おだんごぱん」を見つけて読んでみました。

書 名 こどものとも
    おだんごぱん
瀬田貞二 訳
井上洋介 画
発行所 福音館書店
発行日 1989年10月1日復刻版発行
読了日 2007年7月10日

 画を見ていますと、あ、ヨーロッパのどこの話だろう、ドイツかなあ、なんて思いました。ちょうどグリム童話を読んでいるような気持になりました。
 あるところに住んでいたおじいさんが、おばあさんにおだんごぱんを作ってくれるように頼みます。おばあさんは、おだんごぱんを作って、まどのところでひやしておきました。
 でもこのおだんごぱんは、窓からおりてころがり下りて、ころころころがって、おもてに出てしまいます。おだんごぱんは、おじいさんにもおばあさんにも食べられたくないのです。
 すぐうさぎにあって、食べられそうになりますが、うまく逃げ出します。
 そのあとおおかみに会っても、くまに会っても、おだんごぱは逃げ出します。

 でもそのあときつねに会うと、きつねのうまい話にだまされてしまいます。

 きつねは、たちまち くちを とじ、
 おだんごぱんを、
  はくっ と、
 たべてしまいました。

 うん、なんてひどいな、おだんごぱんはがんばって、誰にも食べられずにころがってきたのに、こうしてきつねに食べられてしまいます。
 でも、もともと食べられるために生まれてきたおだんごぱんですから、こうして誰かに食べられてしまうのは、仕方ないのかなあ? 私には判りません。
 これを読んだ子どもたちも、よく判らないことでしょう。ただし、強烈な物語として覚えていくことでしょう。
 でも童話って、こういう話が多いように思いますね。
 そんなたくさんの童話を思い出してきました。

 ただし、私が王子図書館で借りてきました本は、表紙が違います。私が手にしたのは下の本です。
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 私が読んだこの絵本は、井上洋介さんの画であり、上の表紙の本は、脇田和さんの画です。

 もちろん、どちらも同じお話です。

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