12030209一、去る12月6日、安田好弘弁護士(第二東京弁護士会所属)が、「強制執行妨害」の名目で、根拠もなく不当に逮捕されるに至った。
二、周知のとおり、安田弁護士は死刑廃止運動に全力を傾注し、「新宿西口バス放火事件」など数多くの重大かつ困難な刑事事件の弁護活動も率先して担当し、現在はオウム真理教麻原彰晃被告人の主任弁護人を勤めるなど、弁護士に課せられた職責を全うすべく活動している最も先進的な弁護士である。
三、刑事事件であれ、民事事件であれ、弁護士活動の日常的な業務活動が 国家権力や社会的勢力による抑圧・干渉を受ける時、弁護士は社会的使命を 遂行することができなくなるのであって、司法制度の根幹に重大な危機をもたらすことになる。
四、したがって、今回の逮捕は、本来必要性がなかったが、他の目的があって強行されたものというほかはなく、それは安田弁護士自身の活動の封殺と威嚇と判断せざるをえない。
 よって、安田弁護士の人権擁護のための諸活動を知る私たちは、今回の不当逮捕に満腔の怒りを込めて抗議するとともに、即時安田弁護士の釈放を求めるものである。
1998年12月16日
安田弁護士不当逮捕抗議集会 参加者一同