将門Web

周が日々仕事であちこち歩いたり、友人や家族と話した中で感じたことを発信しています。

Tag:老いとからだ

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 先生がいうには、お前みたいのは全然駄目だ、老人というのはみんな淋しいものなんだ。だから、うるさがれるほど頻繁にやってきて、もう働き口は見つかりましたかとか、先生やっていただけましたかとかいっていればいい。でも、こないのは駄目だ。ご老人は淋しいから、頼られることが嬉しいんだと、そういう話だったんです。それを君の態度は何だ、なっちゃいないぞって怒られたわけだけど、そのときは本当に感心しましたね。(『生涯現役』2006.11.20洋泉社第一章「老いのからだ」)

 この先生は、東京工業大学の遠山啓教授のことだ。これは吉本さんでなくとも、同じ態度になってしまうのではなかろうか。私もいつも就職口を探していたものだが、いつもどこにも頼みに行ったことがなかった。思えば私は自分のやり方を間違えていたし、相手のとらえ方も間違えていたのかもしれない。でも、もうそうやって今まで来てしまったんだなあ。

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 介護の問題について、ぼくがいま抱いている解決策は、子どもたちが同居しているか、できたら近所にいるのが一番いいよということと、もし事情があって遠くに住まざるを得ないというきには、その子どものほうから、できればご老人が住んでいる土地の、たとえば町会のようなもの、公的な機関としては一番小さな規模のところに頼んで、近所の人たちに、パートでいいから炊事当番にきてくれとか、お風呂に入るのは何時だから何時から何時まで見てくれる人はいないかとか、あるいは寝るときに蒲団を敷いてくれるためだけにきてくれる人がほしいとか、そういう相談ができる仕組みがあるといいということです。金は自分のほうで手当てするからというので、近所でやってくれるような人はいませんか、そういう頼み方ができるようにするのが、まず今のところ一番いいのじゃないかって思いますね。(『生涯現役』2006.11.20洋泉社第一章「老いのからだ」)

 今私は長女がすぐそばにいるので、このことを一番感じています。義母にも、自分の孫がそばに居てくれることが実に嬉しいはずです。そして私も生まれてくる自分の孫をしっかり面倒をみようと思っています。やはりこういうように吉本さんが書かれているのが一番の解決策だと思いますね。

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