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新聞名 図書新聞第2948号
発行所 図書新聞
定 価 240円
発行日 2010年1月1日
読了日 2009年12月27日

 私は一面の写真と見出しを見て嫌になります。いえ、書かれている方は何も悪くないのです。私はどうにも山というところが好きになれないだけです。
「山から眺める地球の姿」ということで、雪におおわれた山の写真があります。
 私はもうすぐに震え上がって紙面をめくります。
 やっぱり秋竜山さんのところが私は落ち着きます。いつも私はここで紹介されている本は読むようにしてきたものでした。

評者◆秋竜山 はい、成功、の巻
No.2948 ・ 2010年01月01日

「天は自ら助く物を助く」という諺。有名すぎるほど有名だ。サミュエル・スマイルズ著、中村正直=訳/渡部昇一・宮地久子=現代語訳『自助論――西国立志編(上)』(幸福の科学出版、本体一二〇〇円)は、その有名すぎる格言から始まる。いったい、これはどういう意味なのか。あまり有名な言葉というものは、何も考えずにわかった気分になってしまうものである。なんとなく、わかったムードにさせてしまうからだ。そして、ある時、フッと考える。「ハテ? これはどういう意味なのか」。

 私もまさしく「これはどういう意味だ」と問いました。

〈今日本は、不景気だと言われ、何かにつけて政府から施し物をもらおうという気風があります。その中にあって自らを助けようという気概を持つ人が減れば、すでにスマイルズが150年前に指摘したように、国力は減るのです。また逆に、自助努力する人の数が多ければ、その国、その社会も栄えるのです。これは人間社会の変わらない鉄則であると思うのです。中村正直の訳は、殿様から扶持をもらうのを中心とした封建社会が終わった時、自ら立って生きるという道を示した北極星のような大きな導きの星であったのですが、近頃再び近寄ってきた爐上に頼る思想瓩涼罎砲△辰董同じ導きの星の役目をしてくれるのではないかと期待している次第であります。〉(本書、まえがき、渡部昇一)

「なるほどなあ」と思いました。渡部昇一さんは、私の好きな方でいくつも彼の本を読んできました。でもこの方から見るとすれば私なんかは駄目そのものだなあ。
 とにかく、私も自ら努力していこうと思っています。