将門Web

周が日々仕事であちこち歩いたり、友人や家族と話した中で感じたことを発信しています。

Tag:自然と和解する意欲

07020701 老いてくると、頭や観念の動きも狭くなりますけれど、狭くなることは目や耳が衰えるのと同じで自然の摂理だから仕方がないんです。からだの動きが鈍くなる、歩く範囲が狭くなる、すると思考の範囲も狭くなるというね。しかし、狭くはなるけれど、これもやりようによっては自然以上に衰えるということはありません。自然に衰えたなら仕方がないやとそうなりますけれど、そうじゃない限りは、自分の意欲でもって、急速に衰えるのではなく、自然に狭くなるというところに近づくことはできると思うんですね。(『生涯現役』2006.11.20洋泉社序章「老いとの対峙───自然と和解する意欲をめぐって」)

 私はまだ58歳なのだが、やっぱり自分の老いを感じてしまうことが多々ある。このままただ老人になってしまうのかというところで、大変に辛い嫌な気持になりがちなのだ。そうした私の現状に、こうした吉本さんの言われることは強く迫ってきます。まだまだやり続けないとならないのです。私も生涯現役でいるのだ。

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 黙っていたら老いなんて誰にでも同じようにやってくるなんて思っていたら、それは大間違いです。ぼくも自分が歳をとるまではそう思っていたわけですけれど、それは大きな勘違いで、若いときの錯覚とでもいいますか、実際はそうではないんですよ。
 自然に老いるためにはね、どうしても何か、テニスやマラソンまではいかない、もっと軽目のもののほうがいいと思いますけれども、からだを動かすことをやめちゃ駄目ですね。やめたら急速に老います。たとえばアルツハイマーなどといわれて呆けた調子になっちゃうのをどうすればいいかというと、それが一番じゃないかと思います。
(『生涯現役』2006.11.20洋泉社序章「老いとの対峙───自然と和解する意欲をめぐって」)

 このことはいつも忘れてはならないと思っています。絶えず毎日動き回ることが大事だと思っています。まずはとにかく歩くことだと考えています。老いというのは、誰も避けることのできないものです。でもやはり私も「生涯現役」でいたいという思いがあります。この吉本さんの言われることが私がかみしめるように納得していることです。

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 団塊の世代といわれている人に、ぼくらの年代として注文といいますか、何か望みたいことがあるとすれば、要するに、定年になろうがなるまいが、何か自分が追及したいと思ってやってきたことがまだ余ってるっていうか、そういう状態に、絶えず自分を置いといたほうがいいんじゃないかということですね。そんなことしたら労力もかかるでしょうし、かかるだけじゃなく増えることだってあるかもしれませんけれども、でも、そういうテーマをもっていれば、歳をくったといってもそもそも安心できないし、安定感もないわけだから、勢い、じゃやっぱり働くかみたいな、億劫なんですけれど意欲がまだ残っている状態を保てると思うんですね。それだけですね、自分で現に苦労していることから実感的にいえるってのは。歳とってまた金銭にかんすること、生活にかんすることをやらんならんというのはきついにはきついけれど、意欲として何か残っていうという状態はやっぱりあったほうがいいんじゃないですか。そういう気がします。(『生涯現役』2006.11.20洋泉社序章「老いとの対峙───自然と和解する意欲をめぐって」)

 この吉本さんの言葉で、やっぱり自分の思っていたこと、やってきたこと、今やろうとしている姿勢が間違ってはいないと思いました。ものすごく嬉しいです。そして、でもやはりちゃんとやり続けないとなりませんね。いまとこれからやり続けることが大切です。

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