光とともに 12―自閉症児を抱えて
光とともに 12―自閉症児を抱えて
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書 名 光とともに……12
    自閉症児を抱えて
著 者 戸部けいこ
発行所 秋田書店
定 価 760円+税
発行日 平成19年12月30日初版発行
読了日 2009年7月22日

 お母さんが最初の恋を思い出すところがあります。現在の夫雅人さんに似た感じの人でした。自分の娘花音ちゃんが他の子と遊んでいうときに思い出すのです。
 でも私はここのあたりがよく絵を見ても内容が把握できません。お母さん同士でカラオケ店に行くのですが、それも私にはもう遠い話になってしまいました。

 花音ちゃんの小学校の卒業式で、光を雅人の母親が預かるところがあります。もう読んでいる私も心配になります。でもこの義母も大変なことを必死でやっているのです。
 雅人が住んでいるマンションの管理組合の理事長になるところもありますが、これは私も我孫子のマンションで経験しました。

 でも光のことでは、光の母親とその祖母の雅人の母とでは意見が食い違うところがあります。
 もう読んでいて、深く考え込んでしまうところです。

 最後に『井上春子「発達障害のある子の祖母として」』があります。

 私の孫は31歳、私は今年86歳になりました。
 子は日々体験を通し学び育つけれど、その子を見ながら親も育っていくものだと思う。生活は共にしたことはありませんが、娘親子を見守りながら、祖母の私も色々と学ばせてもらいました。

 『子供しかるな来た道じゃ、年寄り笑うな行く道じゃ』と誰かが言っていた。子育ては出生の声と同時に始まり、親は子供の終生を案じているものだと思います。

 こうして読んだことの記録を書いておくことはいいなあ、とつくづく感じています。