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 これは実は、『「岩村暢子『普通の家族がいちばん怖い』」の2』とは言えない内容だとは思いますが、これを書いていて思ったものです。
 前にも書いたことがありますが(それが私のブログ・ホームページのどこにあるかは判らない)、私がよく行く飲み屋で飲んでいたら、私の隣にいた私と同年代の男性と、その職場の女性なのでしょうが20代後半の女性が話していました。
 それが実に今の教員はひどいということを言い続けています。女性もそれにみな同意しています。でもさらに、「教員もひどいけれど、親たちがひどいんだよなあ」という話になりました。「昔の教員は良かったけれど、今はどうしようもないんだ。でも実は教員よりも、今の親がひどいのが多いんだ」というのです。
 でも店のマスターは、もう私が喋りだすのを警戒していますが、もう当然私は喋りだします。私は私の次女が、ずっと担任をやっていて、その親たちのことも見ていますが、みんなちゃんとしています。無茶を言い出す親なんて、まずいません。
 私はその男性に言いたいのは、そもそも学校に行ったことがあるのか、実際に子どもたちを見たことがあるのかということなのです。自分の子どものことで、はるかに昔には行ったことがあるのかもしれません。でもその経験なのか、何なのかは知りませんが、なんであんなに言いきれるのでしょうか。
 ただ、娘の経験でも活発な学年もあれば、いささかおとなしい学年もあります。でも教えているうちに、みんなとても面白い、いい子たちです。それが判ってくるのです。そして私なんかは、最初の最初は、無理を言ってくる親がいるんじゃないかなあ、なんて気がしていたものですが、実は次第に、みんな子どものことを考えたいい親たちであることが見えてきます。そして実は、子どもたちだけでなく、親たちもまた少しづつ変化しているのです。子どもたちを見ていて、学校の先生方を見ていて、それで親たちも変わるのです。
 それを何で、あのように決めつけてしまうのでしょうか。「今の子は、パソコンでゲームばかりして、外で遊ばない」なんてよくいう人がいるのですが(よくテレビ上で言っている人がいるよ)、私は現実に今の王子でも、みんな子どもたちが集まって遊んでいる姿を知っています。私が通ってくる王子柳田公園で、小学生に女の子も男の子も、懸命に走り回っているのを知っています。もちろん、パソコンでも遊ぶでしょう。この私の今のマンションの周りでも、たくさんの子どもたちが遊んでいますよ。
 そんなことは、私の子どものときでも、娘たちの子どものときでも同じでした。ただし、私の子どものときには、パソコンはありませんでしたが。
 私も、秋田でも札幌でも名古屋でも、よく近所の友だちと遊びました。けっこう危険なこともしていました。でも同時に私は小さいときから、読書好きな子でもありました。
 今も同じなのです。私のポコちゃんも、もう同じ歳の赤ちゃんの友だちがいます。もうパソコンにものすごく興味を持っていますが、でもまた外で走り回るポコちゃんの姿も予想しています。

 とにかく、決めつけないでほしいのです。現実に自分の目で見て、自分の耳で聞いて、自分の口で会話してほしいのです。
 このインターネットでもたくさん関係して行ってほしいのです。私はどこでも、自分で自分の思うところをいつも述べていくつもりです。

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