08050106 今朝の日経新聞を手にしましたら、最終面のきょうからの「私の履歴書」が谷川健一さんです。
 昨日までは扇千景さんでした。私は女優としての千景さんは大好きでしたが、国会議員になった彼女には少しも興味がなかったので、この「私の履歴書」もちゃんと読んでいませんでした。

 谷川健一さんのことを考えると、まずは当然に弟の谷川雁のことを考えないわけにはいきません。でも谷川雁に関しては、私はその著作はほんの少ししか読んでいません。そして今後も読むことはまずないでしょう。
 でも谷川健一については、彼の著作はいくつも読んでいます。それで、ここに書いてあります柳田国男への彼の思いはよく判る気がしました。
 思えば、私も柳田国男を読み始めたのは、中学2年のときで、その後高校生になっても、「柳田国男全集」をすこしづつ読んでいたものでした。私には判らないながらも、とにかく、ものすごい巨人だ、という思いは柳田国男への感じ方でした。
 このきょうの「私の履歴書」の最後に次のようにあります。これが柳田国男への健一さんの思いを考えて、ものすごく印象的です。

 当座は不運と見えたものが長い目でみると、むしろ好運だったと思う場合が少なくない、この年まで生きながらえると、人生は最後まで勝負の決まらないマラソンのようだとつくづく思う。

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