書 名 ダ・ヴィンチ・コード（下）
著 者 ダン・ブラウン
訳 者 越前敏弥
発行所 角川文庫
定 価 ５５２円＋税
発行日 平成１８年３月１０日初版発行
読了日 ２００６年７月１２日
たぶん、誰もが同じようなことをいうのでしょうが、この小説の最後がよく判らないですよ。原始キリスト教にも、ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の絵に関心を持っているとしても、そしてまた新たに関心を持ったとしても、この物語の終わりには、納得できないな。
それは私がよく読み込めていないということなのかもしれないが、それならもともと私のような程度のものにも、判るような興奮さを与えてほしかったな。
書 名 ダ・ヴィンチ・コード（中）
著 者 ダン・ブラウン
訳 者 越前敏弥
発行所 角川文庫
定 価 ５５２円＋税
発行日 平成１８年３月１０日初版発行
読了日 ２００６年７月９日
やはり、この巻になって面白く読むことができるようになりました。キリスト教の成立がローマ帝国とおおいに関わっていること、３１３年ミラノ勅令によって、キリスト教をローマ帝国の国教としたコンスタンチヌス大帝は、決して、それ以前のローマの神々を否定したわけではないが、この時期にこそキリスト教が成立する必然があったこと、やはりローマとキリスト教はきってもきれない関係なのでしょう。
ニケーアの宗教会議によってキリスト教もさまざまなことが決められたわけですが、このときに異端とされたキリスト教が、この日本にも至っていたのではないかなんて、私は思っています。
このこともありまして、小説の展開には興味を持てました。
書 名 ダ・ヴィンチ・コード（上）
著 者 ダン・ブラウン
訳 者 越前敏弥
発行所 角川文庫
定 価 ５５２円＋税
発行日 平成１８年３月１０日初版発行
読了日 ２００６年７月６日
すべて電車の中だけで読んでいますが、この１冊を読み終わるのにも時間がかかりました。だが途中から、一気に読めてきました。今は中巻です。でもやは過去のキリスト教の歴史が出てくると、実に面白いです。おそらくこれから先は一気に読めるでしょう。ただし、電車の中だけで読んでいくことは変わりませんが。
