12020814 私がひさしぶりに、「ニュース将門」を書いたのですが、そのときに、ガラパゴスを見て読んでいまして、この今日の一面の「春秋」あったところを読みまして、私はまた実際の紙の新聞も読んでしまいました。

作家自らタイトルを「日向(ひなた)の匂い」と決め、広告も打った。が、編集者には迫力がないと思われてならない。考えに考えたのだろう。ぎりぎりになって作家に書名を変えたいと申し入れる。その結果、遠藤周作の代表作は「沈黙」として世に出ることになった。

 私は遠藤周作は少しも評価できない作家でしたが、府中刑務所の中で、ラジオ放送で聞きました「札の辻」(ただし私は藤棚という作品名だと思いこんでいました)はものすごく迫力を感じていたものでした。
 そして、この「沈黙」は保釈になって読みまして(また3カ月後逮捕起訴されることになりましたが)、この作家をものすごく評価するようになったものです。

 ただし、インターネットで検索しますと、またしても出てきたのは私のサイトでした。その中でも「沈黙」はいいのですが、「札の辻」というのはあれじゃ分からないな。私には今も、この作品の貧弱なキリスト教徒(実は彼はユダヤ人でナチスに殺されます)の、札の辻での声が今の今も聞こえるのです。