将門Web

周が日々仕事であちこち歩いたり、友人や家族と話した中で感じたことを発信しています。

Tag:金網の青春

10123004 あるときに大前研一「加算混合の発想」の本を手に入れたくて、いろいろ書店をさがしまわったのですが、どこにもなくて、何故かついプロレスのコーナーへいって、次の本買ってしまいました。

書  名 金網の青春
著  者 ブル中野
出版所 フジテレビ出版

 それで遅めの昼食をとりにレストランにはいって、読みはじめました。ところが、最初の次の文字を見た時から、すぐに目に涙が浮かんできて困りました。すぐ隣にお客がいるのに恥ずかしいですよね。

  私は、九年もプロレスをやってきた。そんな中でとにかく良く見る
  夢がある。遠い昔だが、私がいじめられて泣いていた時の夢である。

それでまた人の見てないところで読みはじめたのですが、とにかくこの本は泣けましたね。まあ私は涙腺がゆるいんですが、それにしてもこれほど涙がでた本はめずらしいです。

 私子供の時からプロレスは好きでしたが、こと女子プロレスになると全く関心がありませんでした。ところが私には女の子どもが二人できたのです。それで赤ちゃんのうちからプロレス好きにしようと、懸命にテレビを見せました。それで、これが大木金太郎だの豊登のまねだの、「これが鉄の爪だ」などと教えていました。
 ところがところがすこしずつ大きくなるにしたがって、だんだん血だらけのプロレス見るの恐がるようになったんですね。これは困った、ということになりましたが、女子プロレスだけは嫌がらなかったのです。それでつい私も女子プロレスを見るようになりました。

 それで真面目に見はじめるとまたこれがけっこうおもしろいんですね。私が見始めた頃の女子プロレスというのは、プロレス世界の古典なのですね。完全に善玉と悪玉に分かれているし、審判部長とかコミッショナーなんていっても、みんな身内で、本当に昔の零細プロレス会社が必死に興行している感じで、非常によかった。しかもそのころはジャガー横田が頂点にいましたが、この選手は良かったですね。プロレスなんか全く興味のなかった女房もファンになったくらいです。デビル雅美も良かった。彼女は小倉生まれだから、彼女がリングで見栄をきると私はいつも無法松を思い出してしまうんです。
 それからダイナマイトギャルズ、クラッシュギャルズ、JBエンジェルスがいて、この中野になります。最初はぶちかまししかできない不器用な選手でした。それが、ヒールになってダンプ松本と組んだあたりから、輝きだしました。そこらへんのうちわ話、いろいろと書いてあります。でもヒールだから大変だったみたいです。
 クラッシュ・ギャルズのファンたちから石をなげられるところがあります。最後のプリティ・アトムの言葉が泣けるんですね。

  私がバスに乗ろうとする時には、ファンの子は石を持って待ってい
  る。私に雨のように石が飛ぶ。目にあたる。だから目をあけていられ
  ない。前に進めない。頭にすごい痛みを感じた。ファンの子が何かを
  私の頭にぶつけた。地面におちてチャリーンという音がした。おそる
  おそる目をあけて見ると、自転車のベルのフタだった。私の頭から血
  が流れ落ちた。そしてファンの子達は「お前なんか、死ね」「やめち
  まえ」「ハゲ」「デブ」。激励どころか、ヤジばかりだった。耐えら
  れない。もうそんな言葉は聞きたくない。いそいでバスの中に乗り込
  む。バスに乗り込む寸前まで、石は投げつけられる。
  髪を刈った頭から血が流れている。そんな痛みならがまんできる。
  しかし、さすがにこの時ばかりは心の痛みが大きかった。そんな時、
  ミゼット・プロレスのプリティ・アトムさんが「ヒールだから、仕方
  ないんだヨ! こんなことはがまんしなくちゃ。これからもっともっ
  と辛いことがあるんだからナ」。そう言ってくれた。私はその言葉の
  あたたかさに涙が止まらなかった。

 このアトムも小人プロレスのスターでした。この人たちの苦労もほかで読んだことあります。でもほんとうにあたたかい世界なのだなと思いました。
 いまもブル中野は世界一強い女です。彼女のジャーマンなんか完璧ですよ。ラフも強いし、いいですね。私はブル中野の強烈なファンです。(1992.06.05)

10101602 いつも蜘蛛業へのUPをまず第一にやっています。

2010/10/18 07:59ちょうど「ニュースさとう」を書きましたところです。でも今から「てっぱん」を見ますから、このあとでメールします。
 あと「読書さとう」はあと何を書こうかな。パソコンで見れば何を書こうとしているか決めていたかもしれません。パソコンを見れば、何を書く気なのかは分かることでしょう。パソコンのほうにはいくつものことが書いてあるのです。
2010/10/18 12:12「読書さとう」はプロレスラーのブル中野の『金網の青春』を書きました。私の大好きなレスラーです。

 でもそうすると、本日は「歴史さとう」だ。芥川龍之介のことかなあ? まだ決まっていないのですね。あ、寅さんのことを書くかな。

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