「関ケ原」というのは、昔義父と義母が結婚後○○周年の旅行に行ったときに、新幹線で関ケ原を通ったときに、二人が詠んだ短歌です。今私はその中身はうろ覚えです。どうしても完全には思い出せません。なんとか、この二人の短歌を、ここに書けるようにします。探せば、その色紙が残っているはずです。
立花宗茂
書 名 立花宗茂
著 者 中野 等
発行所 吉川弘文館
定 価 ２，０００円＋税
発行日 ２００１年１月１０日第１版第１刷発行
読了日 ２００７年４月２３日
私はこの立花宗茂にかなりな関心を寄せていました。かなりな武将であったかと思いますが、ただ生まれたのが遅かったかなあ、という思いくらいで留まっていました。私は彼が西軍に属して、かなりな軍功をあげられるはずだったが、関ケ原には参加しておらず、関ケ原の西軍の敗北により、近江で立ち往生している彼の姿までくらいしか私には認識できていなかったのです。
しかし、この本により、始めて私は知りました。彼は、秀忠・家光のときにもいわばいい相談役として生きていたのですね。かなり私自身のふがいないほどの無知・不勉強を耻ます。
それにしても、やはり優れた武将だったのですね。ただ、やはり時代・歴史というものは、なんらかの運というようなものも大きいのかな、と思いました。ただし、彼に運があったのか、なかったのかを判断するのは難しいことですね。
いつか九州柳川に行ったときに、彼に関する私の思い出とまた出会える気がしています。
うーむ、やっぱりあと少し書きます。あの関ケ原のときに、この宗茂が参加していたら、やはり局面は変わっていたのではないかなあ。小早川軍団がちゃんと裏切りの役目を完璧にできたかなあ、という思いがするのです。
義母の短歌と義父の俳句 の写真に撮りました短歌と俳句を、以下に正確に書きます。
そして今になって判りましたが、最初の短歌は、義父の作品で、俳句は義母の作品です。
まず義父の短歌です。
フルムーン夜行列車の窓に見る
関ケ原のそらは満天の星
考葦
次が、義母の俳句です。
人よし味よし天気よし
「ふる里への旅」終えて
霜月のいやあたたかき三日旅
れ
これは昭和６１年１１月１日に、二人が義母の生まれ故郷の山口県に旅行したときのことであるようです。