将門Web

周が日々仕事であちこち歩いたり、友人や家族と話した中で感じたことを発信しています。

Tag:靖国神社の大村益次郎の像

1212120112121202  いつも毎朝この連載小説が気になります。

 さて、拙者が的矢六兵衛について知るところと申せば、あらましこれくらいでござる。

 いやこれだけ話してくれて嬉しいです。ただまだまだ分からないことがありますが、それは知らなくていいことなのだろうな。これで、新も旧も六兵衛のことは知れた気がします。

 厭離穢土欣求浄土、いざ松の大廊下へ!

 これでこの津田玄蕃は新的矢六兵衛を上野の彰義隊へ連れて行くのです。うーん、納得もしてしまうが、やっぱり分からない。私たちは彰義隊の結末を知っているわけですが、この玄蕃も「加倉井殿とやら。死地に赴く者に勲(いさおし)は不要ぞ」とまで言うのです。
 ここで靖国神社の大村益次郎の像を思い出しまし12121110た。この像の彼の目は薩摩を向いている(これは次に来る西南戦争を予想している)といわれますが、その前に、この上野のお山にも少しは目を向けたのじゃないかな。彼は簡単に彰義隊を打ち破るのですが。

JIN―仁 (第2巻) (ジャンプ・コミックスデラックス)
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 この号で、背景に生麦事件があります。あれは実に嫌な事件です。あれが薩英戦争になるわけです。だが、当時のインドや清の対応とは、この日本は違ったと思いますね。

書 名 JIN−仁−第2巻
著 者 村上もとか
発行所 集英社
定 価 530円
発行日 2002年4月9日第1刷発行
読了日 2009年11月3日

 この単行本の裏面にある解説です。

 謎の急患の手術を終えた後、逃走した患者と揉み合って幕末の江戸へタイムスリップした脳外科医・南方仁/ 現代の医術で江戸の人々を救う決意を固めた仁は負傷した外国人水兵を見事な手術で治療/ 続いて流行中の虎狼痢(コレラ)の伝染を阻止しようとするが・・・。

 扉にある著者の書いていることです。

 江戸時代は思っている程に遠い過去ではありません。何故って、その時代に人々を苦しめた病気、例えば結核や性病にしたって、ほんの50〜60年前まで人類を苦しめてきた難病だったのですから。人と病気との闘いに古いものも新しいも無いと改めて思いました。そして更にさまざまな制約の中で想像以上に新医学の吸収に貪欲であった江戸時代の医師たちに心からの敬意を抱かずにはいられないのです。

 この巻で、緒方洪庵が出てきます。「そんな馬鹿な。洪庵は大阪に居たのではないか」と思い調べてみましたが、この作品のとおり、この時期は江戸にいて、1863年に亡くなっています。
 この緒方洪庵の大阪船場に開いた適塾には、大鳥圭介、大村益次郎、橋本左内、福沢諭吉もいるのですね。私は靖国神社の大村益次郎の像を思い浮かべていました。こうした人物と南方仁がいつか出会うこともあるのかなあ。
 それと坂本龍馬が出てきます。龍馬というのは、来年のNHKの大河ドラマでやるということですが、昔の『竜馬がゆく』とは違ってもっと違う人物だったように私には思えます。思えば、この漫画で描かれている龍馬が私には、もっと本当に近い人物に思えます。

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