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 ケンプラッツこのニュース がありました。

 国土交通省は2006年版の首都圏白書を公表した。
 東京23区の人口は、1990年の816万人、95年の797万人と減少傾向にあったが、2000年には813万人、05年は848万人と、この10年は増加傾向にあることがわかった。
 人口増加率が特に高かった都心3区(千代田区、中央区、港区)で世帯の転出入推移を見ると、1993年は転出世帯数と転入世帯数の差は1万6028世帯だったが、1998年には1923世帯になった。そして2003年には、転入世帯数が転出世帯数より7378世帯多くなった。中央区では、転入世帯数が増加した2003年までの5年間でみると、転入世帯数は転出世帯数より4687世帯多く、3区のなかでも最も多かった。
 国交省は、「首都圏に流入する人口を近郊整備地帯が受け入れ、既製市街地の急激な人口増加の抑制に寄与するといった、これまでの人口動向に大きな変化が生じている」と分析している。
(2006.06.09)

 これはいい傾向だなと私は思っています。「故郷回帰運動」とか言いまして、「年をとりましたら、故郷である地方へ帰るべきだ」というような運動があり、そういう主張をされる方がいるのですが、私は1%も納得できません。
 東京がある首都圏も、故郷だと思う人がたくさんいるんですよ。それに田園のある田舎が故郷だという言い方をしたいのでしょうが、東京のある首都圏という地方が田舎だという人もたくさんいるのです。

 それに私は一番気に入らないのが、「その人たちの主張される故郷」とかいうのが、実は車がないと生活できない場であり、車だけに頼った生活を続けなければならないという、極めて不健康な地方になってしまっているということです。

 いやもちろん、首都圏でない地方でも、実にいい故郷と言われるように、心の底から思えるように努力されているところもあります。でもほとんどの、「故郷へ帰ろう!」なんていう運動が、活性化していない地方の、あり余っている土地をなんとかしたいという意図しか私には見えてきません。

 私は昨年中央区のお台場(お台場は中央区ではありません。以下を読んでください。お台場は中央区じゃないんだ)を何度か歩いてみて、実にいいところであることを痛感しました。ここを「自分たちの故郷だ」と言いたい方たちがたくさんいられるだろうことを、私は充分に感じられました。

 まあ、別に自分たちのいわば第2の人生を、どこで暮らそうが、それはご自分の勝手です。ただ、田園のあるだろう地方都市に住んだとしても、車がなければ、どうにもなりませんから、奥さま方が毎日生活するのに大変に苦労されると思いますよ。
「故郷へ帰ろう」(私はこのコピーはいけないと思っていませんよ。故郷である東京やその近郊に帰ろうという人も大勢いるはずです)ということで、また車生活で、苦労が続くのなら、もうこの夫とは別れてもいいという奥さま方、そうした女性たちが大勢出てくるように私は予想しています。

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