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 12月下旬のある日、私がクライアントから帰ってきた午後3時代のときに、私のこのマンションの家の前に、40代前半と思える男が立っていました。私が、「あれ、なんでしょうか?」といいますと、名刺を出して、「A社ですが……」というのです。私は、「そんなのは電話で済む話じゃないの」と言いまして、家の中に入れました。でも彼はリビングに入っても座りません。ひととおりのことを聞いて、終わりです。「私が偶然帰ってきたからいいけれど、無駄になっちゃうじゃないか。電話で済ませてよ」と言って、帰ろうとする彼に、「ときにBさんは元気なの?」と聞きました。そうすると、驚いて、「Bは私の上司でした。でももう年齢が○○ですから退職しました。今C市に住んでいます」。私は「あそうか、でもお元気なのなら、良かった」といいまして、終わりました。10分くらいでしょうか。
 このB氏は偶然私が赤坂で務めた会社の親会社の採用したときの方だったのです。
 その彼から電話のかかってきた夢を私は見ていたのです。長く長く、私は彼と話していました。彼は、けっして誰にも合わせられる人間ではありませんでした。でも何故か、私を親会社の社長に会わせて、その社長も何故か私を気に入って、私が採用になりました。私が101社目に採用の面接を受けた会社でした。
 だが、その後私の経歴が判ったようです。たぶん、かなり後悔したことでしょう。その後、この会社グループは、人の採用に関しては、充分注意をするようになってはずです。たぶん、警察からの意見もあったでしょう。

 でも、夢の中でも長く電話で話していました。そんなに、思えば、私のいくつもの転職経験よりも、その前の学生のときの活動経歴のほうが重要なのですね。
 でも思えば、この彼にも手紙を書いてみるかなあ。もうたしか65歳だと思いましたね。
 電話の中でもお元気でした。そして私は彼が元気なことが嬉しい思いでした。

 思えば、もっといくつもの思い出が甦ってきます。あ、ある人に手紙を書こう、と思いました。

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