将門Web

周が日々仕事であちこち歩いたり、友人や家族と話した中で感じたことを発信しています。

Tag:Nora

12072603 Noraさんの「ネット赤ちょうちん」で以下のUPがありました。

高尾山 投稿者:Nora  投稿日:2012年 7月25日(水)20時55分52秒
『源氏物語』についてというほど、詳しく読んでいませんが、わたしはどうも詳しく読む意欲がわいてこないのです。光源氏は女性を真剣に愛していたかも知れないけれど、次から次とたくさんの女性と関係していくのは、やはりいただけません。だんだん足が遠のいた女性は辛いのが普通の心情です。江戸時代や明治時代も男系社会のためにずいぶん女性が泣いてきましたが。そういう小説を読んでも生きる気力が湧いてこないのです。そういう史実から人間の平等・対等を訴えてきた女性達には傾倒しています。たとえば、もろさわようこさんの「おんなの歴史」は友人と読書会をしたものです。

話は違いますが、いつも写真を掲載してくれてありがとう。気分がいやされたり、「これは外国の遺跡」かしらと興味を持ったりとずいぶん楽しませてもらっています。

 また『源氏物語』については、私のこの将門Webで書いて行きます。
 私はいつも、この物語を思うと、いつも必ず、物語が長くて、そして読みとおすのは面倒でいわば退屈なんだよな、と思っています。
 でも当然に、私が退屈に思ったとしても、『源氏物語』の価値は少しも減殺されるものではないのです。私はもう読むのに、面白くてたまらないというほどの『更級日記』の少女ほど(菅原孝標女が作者だといいます。女むすめというのは名前が分からないからですが、正確には菅原孝標の次女でした)、面白いと思うことはできないのです。

 *「『更級日記』の少女」という言い方は、1967年から6号まで発刊された「遠くまで行くんだ」での新木正人の書いた評論によります。

 菅原孝標女(すがはらたかすえのむすめ)には面白くてたまらないと思ったのでしょうね。私にはただただ退屈にしか感じません。だだ、私はそうはいいましてもこれが実にすごい偉大な物語だということは感じられるのです。

12072306 Noraさんの「ネット赤ちょうちん」に以下がありました。

『一日だけのファンタジー講座』 投稿者:Nora  投稿日:2012年 7月23日(月)09時00分23秒
周さんの莫大な本は古書店にいったのですか。いい方法ですね。わたしは読まなくなった本は図書館の『自由引取りコーナー』に置いてきます。本はくり返しどこかでよみがえってなるべくたくさんの人に読まれた方がいいと思います。
『源氏物語』はどうもわたしの感性に合いません。文章はこの上なく雅で情感があるけれど、女性を渡り歩く光の源氏が嫌だし、女性達の切ない怨念のようなものは生きていく力にはなりにくいです。

 吉本隆明さんの本以外は、もう下北沢の古書店に引き取ってもらったのですが、そして今は図書館で選ぶのではなく、インターネット上から注文して読んでいます。だから、本はできる限り買いません。でもそれでもどうしてか少しずつ増えてしまうのですね。
 義父の本も莫大に処分(捨てている)のですが、でもまだ多いですね。

「紫式部『源氏物語』」は、私は退屈な作品としてしか読みませんでした。そして「谷崎潤一郎『新々訳源氏物語』」しか評価できませんでした。
 でも吉本(吉本隆明)さんの『源氏物語論』を読んで、考えが変わりました。中学のときに読んだ『与謝野晶子訳源氏物語』がなんだか、親しく感じられるようになったのです。
 世界の古典文学と、この源氏を比較してみます。

紫式部 生年978年(与謝野晶子等の説)〜没年1016年頃(与謝野晶子の説)
『源氏物語』は1005年1月31日に、一条天皇の中宮彰子(藤原道長の長女)」に使えたとありますから、その頃前後この長大なる物語が出来あがったと思われます。

『千一夜物語』 ササン朝ペルシアで成立したと思われるが、訳本はマルドリュス版(仏語)、バートン版(英語)とも19世紀のものなのです。私はマルドリュス版で読みました。

『デカメロン』 イタリアで14世紀の成立。

『カンタベリー物語』 イギリスで14世紀にチョーサーによって書かれる。

『エプタメロン』 フランスの王族のマルグリット・ド・ナヴァル(女性)によって書かれた。私は話が嫌でまともに読めません。14世紀の成立。

『ニューベルゲンの歌』 英雄ジークフリートの悲劇的な死と、その妻クリームヒルトの復讐劇を描く。13世紀最初に成立。

『ローランの歌』 11世紀成立のフランスのシャルルマーニュ大帝の甥であるローランを称える叙事詩。

 こんなものでしょうか。スペインの『ドンキ・ホーテ』を加えようと思いましたが、17世紀なので、止めます。入れると、他もたくさんいれるものが出てきます。『アーサー王物語』もイギリスの15世紀の作品です。
 ヨーロッパにおいて、古典文学とは、ゲーテすら含んでしまうのです。
 ちなみに、私は『カンタベリー物語』以外はすべて読んでいます。
 こうした中で、いかに「紫式部『源氏物語』」が古く、かつ男女の愛だけを書いている物語(戦争は描かれていないのです)なのです。こんな愛の物語は他の世界にはないのです。

 「紫式部『源氏物語』」のことでの2へ

12072204 Noraさんが「ネット赤ちょうちん」で次のように言ってくれています。

花金の首相官邸前 投稿者:Nora  投稿日:2012年 7月21日(土)14時32分14秒
前からそう思っていましたけれど、周さんは本物の読書家ですよね。だいたい自分で買って読まれるのですから。わたしはほとんど図書館で間に合わせます。何度でもくり返し読みたい本だけ注文するだけです。家に置くところがないという事情もありますが。『テネシーワルツ』が絶版になっていたら、うちにあるのを送ろうと探してみたらありません。大事なものまで捨ててしまうわたしの癖の結果でしょう。

 私は吉本(吉本隆明)さんの本はすべて買います。そしてそばに置いてあります。あとは今はみな王子図書館です。別館が私の家から歩いて5分もかからないところにあるのです。でもそこで本を探すことは絵本以外はまず絶対しません。
 本はインターネットのこのサイドバーで予約します。それでインターネット上で見て本が入ったら、行って受け取ります。
 前に持っていた本は、我孫子の家に下北沢に新規開店の古書店に来てもらい、みな引き取ってもらいました(莫大な数でした)。またあの本をどなたかが読んでいると思うと嬉しいです。
 図書館では、北区にない本は他の区から取り寄せてくれます。
 ただし、この文庫本なら手に入れようと思い、この「林真理子『テネシーワルツ』」(講談社文庫)は、昨日御茶ノ水の紀伊国屋で探しましたら、なかったのですね。もう三省堂まで歩いて行く気はなかったものでず。もう年寄りですね。
 そうねえ、ビデオは他の区のものは借りられないのですね。
 思えば、前にはよく古書店街を歩きました。神田も早稲田も本郷も随分歩いて、本を探したものですが(それで江戸時代の天保のときに出された本を私が始めて読むなんてこともありました)、でももう今はそんな気持もないですね。古書店街を歩く気持にはなれないのです。
12072205 吉本(吉本隆明)さんの本は何度読んでもいいですし、古典で言えば、ゲーテやシェイクスピアは面白いのですが、そうねえ、『源氏物語』なんか面白いとは感じられないですね。谷崎さんが何度も(実に三度か)訳されているのを見ると(もちろん私は読みましたが)、何がいいか分からないです。「『源氏物語』なら与謝野晶子訳がいい」という吉本隆明さんの言われることが今やっと分かった思いなのです。
 とにかくやっていかなくちゃなと必死な思いだけはあるのです。

12072005 Noraさんが「浅田次郎『鉄道員(ぽっぽや)』」を読んでくれて、そしてさらに次のように書いてくれました。

夕映え天使(浅田次郎) 投稿者:Nora  投稿日:2012年 7月19日(木)20時52分39秒  
浅田次郎さんを紹介してくれてありがとう。新聞の広告などでよくみる名前だったのですが、自分からは読む気までしませんでした。図書館にはたくさん浅田さんの著作があったので、少しずつ読んでいきたいです。

映画の「ぽっぽや」もそのうちぜひ見てみたいです。わたしは『テネシーワルツ』が大大好きです。詩はまぬけというか、もともと友人と踊ったくらいで気が変わる恋人など早く別れたほうがよかったよなどと思ったものです。
江利チエミさんよりコニーフランシスとパティ・ペイジの歌が好きでした。しかし、小説の『テネシーワルツ』(林真理子)を読んでから江利チエミさんのも好きになりました

 これを読んで、私の住む東京北区の図書館を検索しましたが、どこにもないのですね。それで他の区を検索して、「借りるのは面倒だなあ」なんて思っていましたが、これは講談社文庫なのですね。「あ、本屋で買えばいいんだ」と思いましたが、でもまたこれが簡単ではないのです。北区王子には本屋がないのです(あることはあるのですが)。
 でも本屋で買いましょう。インターネット上で読んだのですが、読む価値のある大事な本のようです。
 映画の『鉄道員(ぽっぽや)』での高倉健の気持が分かる思いに少しなれました。本日探してみます。読みましたら、当然に読んだ思いをブログに書いてみます。
 でもとにかく、こうして書いていくものですね。新たな発見があるのですね。

12071801 Noraさんが『鉄道員(ぽっぽや)』を読んでくれました

鉄道員(浅田次郎) 投稿者:Nora  投稿日:2012年 7月18日(水)21時07分30秒
   周さん、さっそく読んでみました。
『鉄道員』は『ラブ・レター・悪魔・角筈にて・伽羅・うらぼんえ・ろくでなしのサンタ・オリオン座からの招待状』の短編集なのですね。わたしは浅田次郎さんの著作は初めてですが、どれも人間の切ない情をみせていて、最後は希望や救いが描かれていてほっとします。作品の底には人間の温かい思いが流れていてファンタジー仕立てで構成されているところも魅力です。読めば読むほど味わいが出てくるのだと思います。

映画の『ぽっぽや』ぜひ観てみたくなりました。小説の方が素朴で想像力をかきたてられるとは思いますが。映画は映画として楽しめるのだと思います。

 嬉しいです。浅田次郎っていいでしょう。漱石とは大きく違うことが分かると思います。もちろん、漱石も偉大で今読んでもものすごいですけれど(そうねえ、私は太宰治にも感じます)、それに比べて昔の作家はひどかったものですね。いえ、今ある作家とその作品名が思い浮かびましたが、その作家名も作品名も書きません。
 それに比べて浅田次郎は実にいいです。
 そしてね、映画「降旗康男『鉄道員(ぽっぽや)』」もいいですよ。例えば、漱石は修善寺で独りで書いているところがあるでしょう(これはある意味で浅田次郎も同じかもしれない)。でも映画は、大勢の人が集団で作り上げている芸術なのです。
12071802 この『鉄道員(ぽっぽや)』でも、映像の背景に、「テネシーワルツ」が流れるところなんか、浅田次郎さんでは、小説の中では表現のしようがないのですよ。
 私は以下のように書きました。

この映画の中で何度も「テネシーワルツ」が流れます。これは故江利チエミ(高倉健の元の夫人です)の代表曲です。この曲が流れるたびに、私たちは江利チエミを思い出しています。これは浅田次郎の原作にはない物語です。でも見ている私たちにはそれが充分に分かっています。「ああ、健さんも江利チエミを思い出すのだろうな」。乙松も亡き妻静枝を思い出しているのでしょう。

 私はそこで始めて「テネシーワルツ」が分かりました。あの恋人を他の女に取られたという歌が何がいいのか、私には分かりませんでした。まして、江利チエミの「テネシーワルツ」はわけが分かりませんでした。でもこの映画の中で流れている、そして健さんが口ずさむ「テネシーワルツ」(ええとこんなシーンは実はないかもしれません)は実にいいのです。
 このところは、小説を読むだけでは至らない映画の素晴らしさだと思うのです。
 そして、私も本を読んだ感想だけではなく、映画のことも書いていける原動力を得られているのです。

12071608 これはいつもリビングでやっていますが、どうしてもパソコンでやらないとすまなくなることが多くなりました。

2012/07/17 05:40私の友人のnoraさんの「ネット赤ちょうちん」に「鉄道員(ぽっぽや)」のことを少し書きました。私はこの映画を見ているはずなのですが、どこでだろう。私は映画を見ると、かならずその映画のカタログ(説明書というのかなあ)も必ず手に入れるのですが、今はそれがないような気がします(ひょっとしたらどこかにあるのかもしれません)。
 でも「ネット赤ちょうちん」に少し書いて、高倉健さんの画像も二つUPしたら今度はこの映画の「映画評」も書きたくなりました。映画評と言えば、「男はつらいよ」もまだ途中だし(私は48作全部やるつもり、今は第19作まで終わっています。そして第29作第45作もやっていますが)、やらなくちゃあいけないなあ。今後また書いて行きます。
12071703120717042012/07/17 06:03この新聞が入ってきたときに、すぐに「黒書院の六兵衛」を読みました。今日の内容で、的矢六兵衛のことが分かった気がします。そしてそれは間違いないでしょう。しかし、この勝海舟は実際にはここまで言い切れなかった、言わなかったろうなあ。最後に鳥羽伏見の戦いのことを海舟が語りますが、これは実にいいです。

「・・・。あの戦には武家の大儀も面目もなかったのだ。まったく百姓一揆と同様、われらの食い扶持(ぶち)を保証せよという言挙にすぎなかった」
 ああ、と隼人の口から息が洩れた。すべてが腑に落ちる。何を偉そうに言うても、人間とどのつまりはやはり金なのだ。

 まずは以上でUPしましょう。

12071410 Noraさんが「ネット赤ちょうちん」で次のUPをしてくれました。

大豆蒔き 投稿者:Nora  投稿日:2012年 7月14日(土)20時56分10秒
浅田次郎さんはほとんど読んでいないのですが、ラジオの名作劇場だったかでやっていたのを聞きました。(西田敏行さんと竹下景子さんで)題名は忘れましたが、続きも聞きたいと思いました。
おはぎさんの家の植物、いいですね。木のうろを利用していて、山百合でしょうか。とても初々しくていい感じです。

夏の高尾山 投稿者:Nora  投稿日:2012年 7月15日(日)20時26分40秒
新・日曜名作座は浅田次郎さんの『終わらざる夏』のようです。終戦間近の兵隊達の様子がリアルに脚色されていました。

 ありがとうございます。ただ私が書き込んだものの画像は、おはぎの家のものではないのです。家まで3分くらいのところにあるボクシングジムの前にある百合なのですね。

 私は浅田次郎については、以下で書いています。

   浅田次郎のことで

 HNKのラジオドラマ「日曜名作座」については、以下を書いています。」

   追悼私記29「加藤道子さんのこと」

   陳舜臣『青玉獅子香炉』

 もう今では「ラジオって、どう聞くんだっけ?」という段階なのです。iPod Nanoを持っていた頃はよく聞いていたのですが(ブルータスに取られました、いや少し故障していたのでしたが?)、今はもう分かりません。
 今度日曜日この「日曜名作座」を聞いてみます。私はいつもほとんどインターネットばかりで、朝テレビを見て、日曜日に「笑点」と「ちびまる子ちゃん」と「平清盛」を見るばかりなのです。ラジオって、どの器械でどうすれば聞けるのか皆目分からなくなっています。

12071104 Noraさんが「ネット赤ちょうちん」で以下のUPがありました。

Re.一本橋わたれ(五味太郎) 投稿者:Nora  投稿日:2012年 7月10日(火)21時02分31秒  

 この中で、以下のように書いてくれました。

  周さんへ
周さんの『スーほーの白い馬』についての感想を読み、おとなでこんなに柔らかい感受性を持っている人がいるの!とびっくりしました。いいようのないほど素敵です。モンゴルに行ったときには、こういう大人の日本人もいるんだよと紹介したいです。

 ありがとうございます。私は「この物語はいい話だなあ」と思っているばかりです。私の二人の娘も孫たちも同じに思うはずです(まだ孫たちには聞いていませんが)。
 この物語が、私たちには(とくに私には)モンゴルの印象なのですよ。モンゴルというとジンギスカンの印象だけじゃないのよ。私は「義経がジンギスカンになった」(高木彬光『成吉思汗の秘密』)と信じているところがありますから、モンゴルは実に親しく感じているのです。
 相撲でもモンゴルの出身の方のことはものすごく身びいきですよ。

 それと私は「五味太郎『一本橋わたれ』」も読みたいと思って、王子図書館を検索したのですが、ないのですね。それで私はここのサイドバーに『図書館検索サイト「カーリル」』を置きまして、他の図書館から借りる気です。
 また読みましたら、ここに書きます。五味太郎さんは私より三歳年上の方です。今までに何冊も絵本を読ませてもらっています。

12071005 私の『スーホーの白い馬』noraさんからの次のコメントがありました。

2. Posted by nora   2012年07月10日 20:56
周さん、絵本を読んで泣けるのはほんとうに心がやわらかなのですね。素敵です。娘さんたちが教員になられたのは周さん夫婦の教育の賜物だと思います。

 ありがとうございます。二人の娘がともに教員になって嬉しいです。上の娘は美術(図画工作)の教員で、下の娘は一般のクラスを持っています。二人ともに、こうして教員になるとは思っていなかったのですが、こうなりました。その二人の彼(もう私の息子たちです)も教員です。
 そんな二人の娘と二人の彼とお話するのは楽しいです。それに今は四人の孫がいますから、みんなとお喋りするのも嬉しいです。

12070809  私がいつも拝見していますNoraさんが、「ネット赤ちょうちん」で『スーホーの白い馬』のことを書いてくれました。以下の内容です。(全部コピーするのはまずいのかなあ。でもこうしないとよく分からないのですよ)

モンゴル行き 投稿者:Nora  投稿日:2012年 7月 8日(日)20時51分38秒
  8月4〜8日にモンゴルに行くことにしました。
ほんのちょっとの知り合いの人がモンゴルに学校を開校するからです。首都のウランバートルにあるのですが、40人ずつを受け入れ、数ヶ月くらいで終了し、また次の40人を受け入れていくやり方です。本や衣料品など物資も不足していて、わたしらももう使わない衣料品や本などを寄付しました。
 学校へ行ったら、1時間授業させてくれるそうです。自分の得意なことをやって欲しいそうで、わたしは素語りや絵本の読み聞かせをやろうと思います。モンゴルというと『スーホーの白い馬』ですが、ありふれているかなと思ったら、「ぜひそれをやってほしい」ということなので、その絵本も持っていこうと思います。

 私はこの絵本について、以下のように書いています。

  周の雑読備忘録「『スーホの白い馬』」
   http://shomon.livedoor.biz/archives/50988081.html

  周の雑読備忘録「『スーホの白い馬』」へのコメント
   http://shomon.livedoor.biz/archives/51004045.html

  周の雑読備忘録「『スーホの白い馬』」
   http://shomon.livedoor.biz/archives/51645136.html

 なんだ、私はこれしか書いていないのですね。
 でもこの絵本はいくらでも思い出が甦ります。私も孫たちに読んであげなくてはと真剣に思いました。私自身の二人の娘には何度も読んであげたものでしたね。でも悲しくてたまらない物語です。
 モンゴルって、こういう物語があって、私たちにはどうしても親しい思いになりますね。
 私は以下のように書いています。

  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
12070810最後の見返しのページに「5−1」とクラス名が書いてあり、そのあとにおはぎの氏名が書いてあります。おそらく、おはぎはこの絵本を自分のクラスへ持っていきまして、みんなに見せてあげていたのですね。次女のブルータスも好きな絵本だったかと思います。

 また今も涙を流した話です。その一番涙の出てしまったページが以下です。

 かなしさとくやしさで、スーホはいくばんも、ねむれませんでした。
 でも、やっとあるばん、とろとろとねむりこんだとき、スーホは白馬のゆめを見ました。スーホが、なでてやると、白馬はからだをすりよせました。そしてやさしくスーホに、話かけました。
「そんなにかなしまないでくださ。それより、わたしのほねや、かわや、すじやけを使って、がっきを作ってください。そうすれば、わたしはいつまでも、あなたのそばにいられます。あなたを、なぐさめてあげられます」

 もう私の顔は涙ばかりになってしまいます。スーホはこの夢から覚めて、この楽器を作ります。これが、今でもモンゴルにある「馬頭琴」という楽器です。
  ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 またとろい私は涙になっています。私の四人の孫のうち三番目までは読んであげても、よく分かるかなあ(4番目のじゅにはまだ小さい子だからです)。
 また読んであげようという気になっています。

12063004 私の成就院のあじさいに再びnoraさんから、以下のコメントがありました。

1. Posted by nora   2012年06月29日 20:51
周さんはほんとうにまめな方ですね。フットワークも軽くてびっくりです。極楽寺のあじさいも素敵なんですね。

 私は「几帳面」とか「まめな」といわれるより、いわば神経質な嫌な奴なのですよ。そう思われたほうが、そういわれたほうがいいなあ。
 28日には、あまり時間がなくて、江ノ電の極楽寺駅に降りたのですが、この極楽寺には寄りませんでした。そうねえ、成就院で「男つらいよ あじさいの恋」のかがりを思い、そしてまた鎌倉で実朝公のことをしきりに考えました。
 私はいつも鎌倉は歩いていますが、そもそも鶴が丘八幡宮には行かないのよ。実朝公の銀杏を見て、思うだけです。頼朝って、どうにも好きになれないのです。多分彼も関東武家団に自分を合わせることに汲々としていた貴族の嫌な奴だったのでしょうね。
 あ、そういえば、従来から頼朝像と言われた肖像画が、実は足利直義像らしいですよ。私はこの直義は好きなのですが。

 まあ、この頼朝も実朝公も、私の崇拝する平将門様を敬愛することしきりなので、それはよく分かる気がします。この将門様を打った貞盛の子孫の伊勢平氏を滅亡させることに全力を傾けたのは分かる気になるものでです。
 でも鎌倉武士団って、私には暗すぎて、どうしても好きになれないのです。仕方ないよなあ。

 この写真を撮りましたのは、本日の9時22分でした。この花の前あたりで、ポコ汰、ポニョ、ポポが一生懸命に近所の女の子とお喋りしていました。ポポなんか、やっと二歳になったばかりなのに、もう一丁前なのです。もう可愛いばかりのじいじです。

12063003 私のIS01ブログはパソコンの前では書いていませんnoraさんから、以下のコメントがありました。

1. Posted by nora   2012年06月27日 20:56
周さんのブログは写真が豊富で見がいがありますね。几帳面なのですね。わたしは面倒くさがりやなのでもっぱら文字だけです。

 今は誰もデジカメで撮るのは簡単なのです。それに「フリー写真素材」もインターネット上にいくつもあります。
 私は昔こうした写真をレンタルで借りていたものです(広告制作会社にいました)。新聞チラシや会社の会社案内等の写真で、1点2万5千円くらいから3万円、5万円、10万円くらいでした(30年くらい昔の話)。東京は、こうした写真のフォトライブラリーが世界で一番あるのじゃないかな(今は知りませんが)。
 それが今では、こうしてインターネット上で無料で手に入ります。もちろん、今でも商用で使う場合は有料なわけですが。
 もう昔とは随分違うなあ、ということを感じます。

 インターネット上のブログの場合は、とにかく見てもらう方にできるだけこちらの思いを伝えるために、こうして画像を使うのです。私が絵が画けたなら、もちろんそれもおおいに使っているでしょう。

  写真は、私の長女おはぎの家の玄関のそばです。今日の6月30日の9時17分に撮りました。

12062210  Noraさんが、「ネット赤ちょうちん」で以下のUPをしていました。

『緑園の天使』 投稿者:Nora  投稿日:2012年 6月22日(金)20時47分5秒
   町内の近隣センターで『緑園の天使』が上映されたので観に行きました。町の繋がりのためにリタイアしたおじさんたちが運営してくれるので無料です。年間通じて「なつかしの名作劇場」として何回か上映しているのです。次回9月はあの『東京物語』です。

 この映画もまったく知らないなという思いで、なんとか見てみようと思いました。私も『周の映画演劇館』で書いていますが、「小津安二郎『東京物語』」も私の好きな映画です。私の書いた内容を見て、いくつも思い出していたものです。
 次のように書きましたが、私の一番大好きな原節子をいつも思い出すのですが、この映画では私こそがいつも泣いてしまっています。

 この淡々と進む中で、やはりひとつ涙を見せるのは、原節子です。こらえていた感情が崩れおちるように、静かに泣き崩れます。泣けない笠智衆を見ていると、原節子の涙には、もっともっと泣いてもいいのだ、笠智衆の分も泣いてくれと思ってしまいます。

 私は鎌倉を歩くのが好きですが、いつも「原節子に会えないものか」ななんて思っているのです。そう甲斐なきことを思って北鎌倉を歩いて、もう何十年になるでしょうか。
 でもまた同じことを思い、同じ北鎌倉を歩いているでしょうね。

12041604 私の「ネット赤ちょうちん」にNoraさんのレスがに、そのnoraさんからレスをいただいていまして、私は先にレスしました。でももう一度やります。

 まず前にも書きましたが、『源氏物語』が面白くないというのは、吉本(吉本隆明)さんが、吉本さんの『源氏物語論』で言われているのです。そこで私は、始めて何かが解けた思いでした。私は「谷崎潤一郎『新々訳源氏物語』」は、1969年の8月にちょうど岩波文庫の「ファーブル『昆虫記』」と読んでいたものでした。東大闘争で、1月19日に逮捕されて、ちょうど丸8ケ月目の月でした。
 でも私はこれはかなり難しかったのです。でも私は谷崎さんは偉大だから、その面白さが感じられない自分が馬鹿なんだと思い込んでいました。はるかに昔読んだ与謝野晶子訳なんて話にならないと思い込んでいたものです。
 でも吉本さんは、与謝野晶子訳しか読んでいないのです。そこで始めて私はよく分かった気がします。与謝野晶子は、源氏が面白くてたまらないのです。ちょうど更科日記の少女が面白くて面白くてたまらないで読んだように。
 私たち今の日本人には、あんな物語は退屈と感じるのが当然で、谷崎さんはやはりどこか違う人なのです。
 私は谷崎さんの小説は、『卍』『蓼喰ふ虫』『春琴抄』『吉野葛』『盲目物語』『猫と庄造と二人のをんな』『細雪』『少将滋幹の母』『武州公秘話』『陰影礼賛』は私は大好きです。
 でも私は『痴人の愛』『瘋癲老人日記』『鍵』なんて、どうにも好きになれないのです。あとつまらないくだらない小説がいくつもありますよ。そうそう向坂逸郎が谷崎潤一郎のプロレタリア文学(とはいえないのですが)と少しいえるかなという小説を岩波新書で紹介していました。私は向坂も嫌いですから、どうでもいいのですが。
 源氏はね、面白いと感じる人もいて、それはいいのだと思います。私はこの王子の近くの西ヶ原に住んでいるドナルド・キーンが源氏物語を大きく評価しているのを、この北区の印刷物でみて、エッと驚き、「なるほど、そういう風にも読むべきなのかもしれないな」と思ったものです。
 でも私が源氏を思い出し、つまらないなあと思い出しても、『源氏物語』はいささかもその魅力はあるのだと思っていますよ。

 そういえば、私は『平家物語』も、もう違う物語なのだと気がつきました。これは『平氏物語』じゃないのですね。源平、そして木曽義仲の物語は、『源平盛衰記』でいいのですよ。私の大好きな平将門を始めとする平氏および関東武士団は、平家とは違うのです。 今になってそれに気がついて、『源氏物語』『平家物語』の優れた文学性に気がついて、驚くばかりです。

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