10120504 まず、私がいいます「iモード」とはNTTドコモの携帯だけではなく、「au」やDDIポケットのHサービスも含んで言っています。メールもできて、ウェブ閲覧等々インターネットができる携帯端末のことを言っています。
 この「今週のコンサル第3回」(将門Webマガジン第6号200.09.25)にて「ビル・ゲイツとiモード」ということを書きました。
 その内容こそが今年こそ、大きな動きになってくるだろうなという思いで、この年頭に書いていきます。つい先日読んだ本ですが、以下のようにあります。

  マイクロソフトのビル・ゲイツが2000年1月にCEOを辞めて、ソフトの開発の最高責任者になりましたが、この決断には、iモードに必要な基本ソフトの開発こそ、これからの成功はあると考えたからでしょう。
「もうパソコンの時代じゃない。iモードの時代だ。なのに、わが社にiモードに必要な基本ソフトは一つもない。ウィンドウズ2000ではだめだ、今度新しいものをつくらなくちゃいけない」
 これがおそらくビル・ゲイツの判断でしょう。

 (長谷川慶太郎「経済学」 幻冬舎 2000.12.20第1刷発行)

 パソコンはそれ単独ではインターネットに接続できません。モデムやルーターがあり、電話回線やCATV回線があって始めてインターネットにつながるわけです。だがiモードは、もうそれ単独で世界とつながっているのです。これにはビル・ゲイツも驚いたはずです。
 ただもちろん携帯電話ですから、パソコンのモニター画面のようなわけにはいきません。でも今まででも単純にさまざまな機械を使ってやっていたようなことが、これだけでやれてしまいます。金融機関のさまざまな手続きや、商品の購入注文等々はこれでできてしまいます。難しいパソコンの操作に習熟しなくても、これは誰にでもできてしまうインターネット端末です。
 このiモードの大きな特徴は、これがパソコンを使わないインターネット端末であることと、これが日本発のものであることです。これはもとリクルートにいた女性がNTTドコモで発案したものです。
 iモードに関しては、いろいろと話すべきことがありますが、今はここを読んでくれる方にいいたいのです。まだ携帯を持っていないかたは、今年こそぜひともiモードの携帯電話を持っていただいて、さまざまなことを体験していただきたいのです。考えていただきたいのです。私たちの少し前の先祖たちは仲間たちに連絡する手段といえば、難しいものでした。私が学生運動をやっているときにも、ガリ版鉄筆でビラを作って配ったり、立て看を作ることを考えれば、今は少なくともいい時代になったのだと私は強く思っています。 (2001.01.01)