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　私が毎日見ています まっくまっく の 寝不足ですよ を何日か前に読みました。

2005年12月16日
寝不足ですよ
外は見事な満月なんですが、ランディーがちょっと時間を勘違いしてしまって、最近4時起きで参りました〜〜

寝不足で気が立っております。(他にもあるんだわ。仕事から帰るとテ−ブルの上には昨夜の焼きうどんがホットプレートの中にそのまま。朝のよそおった味噌汁がそのまま。お刺身が出しっぱなし、捨てた。お前ら、もう少し協力しろ）

結構、おいたをしても怒らなかったけど、バシバシしつけ？をしなきゃ。

ご飯をあげる前、おて！おすわり！と言っても全然無視。こいつ、もしかしてアホなのかなぁ　アホがもう一匹追加という事なの？大変だわ。気持ちがもう餌に向かっているので、何を言っても聞こえないみたい。ムカ〜〜！！

 アホがもう一匹追加という事なの？大変だわ　というところで、もうおおいに笑いましたよ。
でもでも、やっぱり可愛いでしょう。

　私の家族は、たぶん昭和２５年から（秋田に住んでいた）、秋田犬を飼いました。そのあと、札幌、名古屋、鹿児島、横浜と引越しましたが、「全部で２００頭くらい」とは言っていますが、実のところは判りません。たぶん、もっと多いかもしれないな。
　それでね、秋田犬ばかり大量にいましたが、名古屋の今池というところに住んでいたときに、英国コッカスパニュールを飼いました。「ベア」となずけて、秋田犬の「剣光号」と犬と一緒に庭で飼いました。この剣光号（ふだんはケンと呼んでいました）は実に優しくて、このベアを優しく扱っていました。今でも写真に残っていますが、ケンの寝ている背中の上に寝せべっているベアの姿です。ケンの背中で寝るのが一番暖かくてよかったのでしょうね。
　私の父は、大東亜戦争で、英国と全面に戦い（マレー半島、シンガポール、ビルマ、スマトラと父は戦い、敵はイギリスでした）、でもでも、この剣光号は実に、このベアには優しかったのです。父は、驚いていましたが、でも「でも心の中じゃ、ケンはベアを全面的に信頼しているわけじゃないんだ」なんて言っていたものです。

　ところで、そのうちに、父はこのベアのために、可愛い雌の英国コッカスパニュールを購入してきました。この雌は「ケリ」と名づけまして、でも小さいので、私の自宅内で飼いました、畳の上でです。
　母はよく、買い物のときに、買い物篭にこのケリを入れて連れていきました。よく市場などで、お店の人やその他の奥さま方に、「おとなしくて可愛いわね」といわれたようです。

　でもね、やがて、名古屋の大曽根に引越てから（そういえば、ここで私たち家族も犬たちも全部で５人と４匹が伊勢湾台風に逢いました）、ベアとケリは一緒になりました。ケリは妊娠しましたが、可哀想に死産でした。そのときの可哀想なケリを今も思い出します。彼女には、自分の子どもが何故動かないのか、どうにも理解できないようで、もう悲しさだけで、いっぱいのようでした。狂ったように、狭い庭をぐるぐる走り回ったのを覚えています。ケンもどうしようもなく、慰めようがないようでした（ケンにはその頃、秀峰姫という妻がいました。この妻がまたきつい雌犬でした）。

　ああ、たくさん思い出してきます。

　でもランディーにも優しくしてあげてね。しつけはしつけで大事ですけれどね。

　なんだか、あのときのケリの悲しい顔を思い出して、今なんだか涙が出てきます。

   写真は、昨日撮りました、新江古田のある神社です。クリスマスなのに、神社なんて………………、でももうすぐクリスマスの写真になりますよ。